冬の入笠山「冬山入門に最適!ロープウェイでお手軽に冬山散策♪」

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入笠山とは?

 入笠山(にゅうかさやま、にゅうがさやま)は、長野県の中西部にある標高1,955 mの山。 日本三百名山、信州百名山、花の百名山の一つ。赤石山脈( 南アルプス)の北端にある展望の良い山で、ロープウェイを使えば冬でも手軽に登れる。

冬の入笠山に登ってみた♪

「山頂は雪が飛ばされて少ないです」

 2018年2月15日、この日は北八ヶ岳の天狗岳に行く予定だった。しかし、当日の風がかなり強い予報だったので、長野県諏訪郡富士見町にある入笠山(にゅうかさやま)に予定を変更。あまり下調べをしなかったが、入門者向けの山なので問題無いだろうと思いつつ……。

 佐久から長野県道40号線を通り、白樺湖を経由して入笠山に向かって車を走らせる。前日に雪が降ったのか、この日は白樺湖周辺の道路にはシャーベット状の雪が沢山、残っていた。


「途中の道路から入笠山を遠望」

 この日は絶対に晴れると信じていたのだが、道中で見上げた入笠山の上空には雲が広がっていた……。風は予報通りでそこそこ強いが、入笠山はほぼ樹林帯らしいので特に危険は無いだろう。


「駐車場はかなり広い」

 入笠山の登山口のひとつである、富士見パノラマリゾートの駐車場には午前10時頃に到着。今回は、ここからゴンドラに乗って山頂駅に行き、入笠山山頂までのトレッキングコースを散策する予定だ。


「ここでチケットを購入してからゴンドラ乗り場へ」

 散策の準備を済ませ、チケット発売場所に向かう。ゴンドラ(登山)の料金は往復1,650円だが、モンベルカードを提示すると200円引きで購入することが出来る。

 ちなみに、富士見パノラマリゾート割引券で検索すると、フツーに同じ割引額で乗ることが出来るため、モンベル会員になる必要はない(笑)。


「ゴンドラ乗り場はスキー場の端っこにある」

 ゴンドラ乗り場へはアスファルトの道を行くか、スキー場の端っこを通って行く。スキー場の端っこを通る場合には、全山行中、ココが最も危険な場所*となるので注意が必要だ。

*スキー場の端っこが凄まじく滑ります。転倒、およびスキーヤーとの衝突に注意!

 係員にチケットを渡してゴンドラに乗りこむと、山頂駅に着くまで10分程度の空中散歩になる。富士山や八ヶ岳などが見え、展望はとても良いが、何だか少し長く感じてしまった。


「久々にスノーボードがしたくなった……」

 山頂駅に着くと、スキーやスノーボードの方達に交じって、トレッキングの団体さんも準備をしていた。スノーボードの方達を見ていると、久々に滑りたくなってくる。

 まあ、昔はそこそこ滑れたけど、ブランクが長すぎてもうだめだろう。怪我をするからやめておこう……と思いつつ、チェーンスパイクを装着して歩き始めた。


「入笠山ハイキングコース入口です」

 入笠湿原まではそれ程、起伏の無い樹林帯歩きになる。ロープやポール、案内板がきちんと整備されているし、大雪の直後以外は踏み跡があると思うので迷うことはないだろう(必ず地図は持ちましょう!)。

 途中にある鹿除けのゲート(冬季は開放されている)を通り、少し歩くと入笠湿原に到着する。湿原は……残念ながら、冬季は雪原になるので特に見所は無い。


「雪原が広がっているのみ」

 湿原を通り抜け、冬季休業中の山彦荘の前を通過する。この辺りで、沢入駐車場からのルートと合流。少し行くと冬季でも使えるトイレがある。


「トイレは冬季でも使えます」

 最近では珍しく、この山は犬連れでも訪れることが出来る。トイレにはペット専用ゴミ箱も設置されていた。マナーを守って、犬と一緒に雪原散策をするのも良さそう。

*ゴンドラのペット利用料金は一頭500円です。


「犬と遊んでいる人が居ました」

 通常だと「マナスル山荘」から黒いポールに従って岩場コースを行くのが普通らしい。しかし、私はよく下調べしなかったので、花畑を直登して迂回コースに行ってしまった。まあ、どちらでもそれほど時間は変わらないらしいのだが……。


「首切り登山道分岐」

ここはスノーシューハイキングで有名だが、積雪直後以外は登山道が踏み固められていることが多いらしい。この時も軽アイゼンで問題無かった。快適に雪道をテクテクと登り、無事山頂に到着。山頂駅から1時間程だった。

 山頂はそこそこ広く、道標と二等三角点、方位盤が設置されている。晴れていれば、日本百名山のうち、22座を見ることが出来るらしい。しかし、残念ながら名だたる山々は雲に包まれていた……。


「わかりやすい方位盤。すべての山頂に欲しい」

 この日の気温は0℃程度と温かかったが、山頂は風が強くて寒い。展望が期待できないので、風が避けられるところでお昼を食べて下山することにした。


「スカッと晴れていれば最高でしょうね」

 昼食後は、岩場コースを下る。ここはそこそこ斜度があって、チェーンスパイクだと少し滑る。しかし、特に危険な所は無い。サクサク下って花畑に戻った。


「ここでヒップそりをすると楽しいと思う」

 途中にヒップそりをすると楽しそうなスポットがあった……が、残念ながら持っていないのでマナスル山荘に行ってみる。しかし、この日は休みだった。


「マナスル山荘」

 マナスル山荘の傍にも綺麗なトイレがあるし、同じ入門用の北横岳よりも、より入門者向けの山だと思う。ゆる〜い散策には良いだろう。

*天候によっては危険なことがあるかもしれません。油断は禁物!


「スズラン自生地の斜面」

 帰りは入笠湿原からスズラン自生地を登り、電波塔を経由してゴンドラ山頂駅まで戻る。スズラン自生地の斜面は結構、斜度があってちょっとキツイ。もふもふの新雪だと、スノーシューが無いと厳しいかもしれないと思った。


「強風のため雪煙が舞っていた」

 斜面を登り切り、鹿除け柵の脇を通り抜けて歩き、電波塔を眺めながらゴンドラ山頂駅に戻る。4.2km・1時間51分46秒の散策だった。


「電波塔」

 帰りのゴンドラに乗りこむと、暖かいおしぼりを貰える。ちょっとしたサービスだけど結構、嬉しい。ゴンドラから富士山を撮ろうと頑張ったが、残念ながら背景と同化していて写らなかった……。


「ちょっと嬉しい」

 ここはゴンドラからの景色も良いし、のんびりとゆる〜く歩きたい時には良い所だなと思いつつ、諏訪湖の温泉に入るため移動したのだった。

冬の入笠山を散策した感想

 北横岳よりも、さらに入門的な山ですね。降雪直後を除けば道は踏み固められていて、スノーシューが無くても散策が楽しめると思います。

 基本的に雪が少な目で、入門用に最適ですが、そうは言ってもそこは雪山です。ある程度の装備は必要ですよ。適切な装備があれば、最初の一歩には良い所ですね。

今回のコース

ゴンドラ山頂駅 標高1,799m(トイレ・ゴンドラ)
↓20分↑20分
入笠湿原 標高1,756m(トイレ)
↓55分↑45分
入笠山山頂 標高1,955m

標準コースタイム 2時間20分 距離:4.0km
(ロガー測定値:1時間51分46秒・4.2km)
撮影日時:2018年2月8日

外部サイト
関連サイト:富士見パノラマリゾート( https://www.fujimipanorama.com

駐車場「富士見パノラマリゾートの駐車場を利用」