稲含山とは?
稲含山(いなふくみやま)は、群馬県下仁田町にある標高1,370mの山。関東百名山および群馬百名山と言うローカル百名山の一つ。稲含の由来は、印度から渡来した豊稲田姫と言う人が、稲の種子を持ち出す際、どこに隠しても見つかってしまうため、口に含んで持ち出したと言う伝説のためだそうです。
駐車場・アクセス
駐車場:神の池公園前に10台位駐車できます。また、林道を下仁田方面に進むと、赤鳥居のある茂垣峠付近に広い駐車場があります。
アクセス:マイカーを利用。 群馬県甘楽郡甘楽町秋畑から、狭い林道を走って目的地に向かいます。大型車不向き。群馬県下仁田町方面からも行くことが出来ますが、未舗装の林道になります
今回のコース
神の池公園 標高1,004m(トイレ)
↓ 89分 ↑54分
稲含山 標高1,370m
標準コースタイム 2時間23分 距離:2.4km
(ロガー測定値:1時間50分・2.8km)
撮影:2024年4月下旬
新緑の稲含山を散策♪
2024年4月下旬のとある日、群馬県甘楽郡甘楽町から秋畑の集落を抜け、茂垣峠を目指して車で進む途中、こいのぼりが沢山泳いでいたので眺める。日本の里100選「秋畑那須地区」こいのぼりの里とのことで、4月中旬から5月上旬まで、約200匹のこいのぼりが掲揚されるようだ。
上の写真の駐車場までは道が広いものの、その先はやや荒れ気味の狭い林道が続く。まあ、舗装されているだけマシだな~と思いながら運転して、神の池公園の前にあるスペースに駐車。準備をして、午前10時から歩き始める。
この日はミツバツツジや桜が満開で、この周辺だけは雰囲気が良かった。なお、神の池公園にはトイレがあるものの、事前にこいのぼりが見える駐車場のトイレに寄っておいたほうが良いだろう。
本来は、一の鳥居から二の鳥居に向かうルートがメインだったと思うのだけど、近年は道が荒れているため、赤鳥居からのルートを往復するのが一般的らしい。赤鳥居がある茂垣峠に大きめの駐車場があるため、そこから登る人の方が多いようだ。
神の池公園脇の登山道を登って行くと、階段と左側に行くルートに分かれる。階段は神の池公園に戻るルートのため、ここは左側へ針路を取る。上の地図を見ると分かるけど、私は階段を直進してしまった。
林道と合流して少し歩くと、赤鳥居方面と二の鳥居方面の分岐に着く。今回はピンクテープに従って赤鳥居方面へと進んだ。
鉄塔の脇を通り、やや急な登山道を少し登ると茂垣峠に着く。このすぐ下の林道に大き目の駐車場があり、ここから登る人が多いようだ。
赤鳥居の前で一礼して先に進む。この先は階段がメインで、部分的に急な場所はあるものの、完全に整備されているので躓かなければ特に問題は無いと思う。
途中、前橋地方気象台観測所跡と言う場所があったので立ち寄ってみたのだが……本当に跡だった。興味がある人以外は、立ち寄る必要はないと思う。
少し急な階段をひたすら登って行くと、やがて秋畑方面(二の鳥居方面)と山頂方面の分岐に着く。ここに犬との登山は禁止と書いてあったけど、ここに書いてあっても意味が無いのではないのかなと思った。
帰りは秋畑方面から下ろうと思っていたのだが、この付近に「秋畑方面は未整備のため控えて下さい」と書いてあった。以前に下った時も、危険性は低いものの、やや荒れ気味だったため、無理はしないほうが良いと思う。
分岐から転落防止用のフェンスに沿って少し登ると、稲含神社に着く。特に建物が珍しいとかはないため、安全を祈願してから山頂へ向かった。なお、この付近にはトイレがあるが、ボットンタイプで紙は無い。あくまでも緊急用である。
神社から山頂まではわずかの距離。テクテクと歩いて山頂に立つ。マイナーな山の割には人が多く、山頂は混雑していて撮影が出来なかったのが残念だ。
山頂には方位盤と山名が書かれた板が二枚ある。この山は展望がとても良く、天候の良い日であれば大満足できると思う。今回は人が多かったため、適当なお菓子を食べてすぐに下山した。1時間50分、2.8kmのゆるい散策だった。
動画「5分で稲含山」
・暇な人はどうぞ……
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まとめ
マイナーな山ですが、展望が良くて素晴らしいです。もう少し道路が良ければいいのですが、舗装されているだけマシですかね~。短時間で山頂に立てるため、甘楽町や富岡市の観光のついでに登ると良いと思います。
もう行った(行ってみたい)……と言う人は↓