ミレー ブリーズバリヤー トイ アルファ ダイレクト ジャケットを購入♪

スポンサーリンク

はじめに

 セールで安くなっていたので、ミレー (Millet) ブリーズバリヤー トイ アルファ ダイレクト ジャケット MIV01971を購入してみました。アクティブインシュレーションに興味があって、一度使ってみたかったのです。本当はFIELDと言うカラーの方が良かったんですけど、セールになっていなかったので、カラーはBLACK – NOIRにしました。

ミレー ブリーズバリヤー トイ アルファ ダイレクト ジャケットのスペック

「カラーはBLACK – NOIRです」
素材ブリーズバリヤー™ ストレッチ ナイロン100% 超耐久撥水 ×ポーラテック®アルファ®ダイレクト 90 & 120 ポリエステル100% リサイクル
装備・通気性を保持しながらも持続性に優れる高い撥水性を持つストレッチブリーズバリヤー™素材
・縫製に撥水糸を使用し、より雨への対応を強化
・裏地の不要な通気性、ストレッチ性、速乾性に優れるリサイクル中綿ポーラテック®アルファ®ダイレクトを使用。
・蒸れを抑えて、高い運動にも対応。
・他の高通気ジャケットとの組み合わせで、秋、春から寒い冬まで長い期間での着用が可能。
・ストレッチ性があり、快適な着ごこち。
・袖サムホール付きエラスティックバインダー
・裾エラスティックバインダー
原産国 ベトナム
重量364g EUROーL(日本サイズXL:実測)

止まっているときには適度に暖かく、汗をかきはじめると蒸れずに快適、さらに高い撥水性により雨を弾く、行動中の中間着にもアウターにもなる次世代の軽量インシュレーションフーディ。

通気性を保持しながらも優れた撥水性能を備えた超軽量ストレッチ素材「ブリーズバリヤー™」を使用し、雨風を防ぎつつ内側の湿気を効率よく排出します。さらに縫製に撥水糸を使用し、より雨への対応を強化しました。

また、中綿には適度な保温性と通気・ストレッチ性を両立したポーラテック® アルファ® ダイレクトを使用し、低温下でも常に快適さを保ち、自然な動きやすさを実現しました。

冷気をシャットアウトするバラクラバ型のフーディ、フロントのダブルスライダージップなどによって、微妙な体温調節も可能。高めに配置されたハンドウォーマーポケットとチェストポケットで使い勝手もばっちりです。

*縫製に撥水糸を使用しているため、通常縫製より縫い目からの雨水の浸入がしづらくなっています。

https://www.millet.jp/

ミレー ブリーズバリヤー トイ アルファ ダイレクト ジャケットのサイズ感

 まず、私の身長は185cm、体重は82kgです。最近、どんどん丸くなってきていますが、一般的な日本メーカーのサイズXLを買えば、特に問題無く着られる体型ですね。

 ミレーのサイトにあるunisizeのオススメだと、EUROーXL(日本サイズXXL)がピッタリサイズでしたが、以前の買い物の失敗から絶対に嘘だと思ったので、今回もEUROーL(日本サイズXL)を購入しました。しかし、実際に着てみると、少しタイトに感じます。特に、脇の下辺りが微妙に突っ張るというか、僅かに当っている感じがしました。どうやら、肩周りが普通よりも小さ目のようです。

 私の場合、ベースレイヤー+マムートの薄手フリースジャケットを着て、少しタイト気味かな位のサイズ感で、見た目は公式サイトのモデルの人よりも、僅かに服のサイズが大きく見える程度でした。脇の下の違和感は、そこまで気にならないので良しとします。


「サムホールはこんな感じ」

 海外ブランドで気になる袖の長さは、普通の日本サイズXLと同じくらいで、袖口のゴムによってキチンと手首で止まりました。サムホールがついているので指を入れて伸ばしてみると、手の甲を覆うくらいになります。万歳しない限り、変に突っ張ったりもしないですね。サイズを上げると袖の長さが伸びて嫌なので、やはりEUROーL(日本サイズXL)が私にはピッタリサイズのようです。

 多少のストレッチ性があるためか、レギュラーよりも、ややタイトフィット気味かもしれませんが、今回購入したEUROーL(日本サイズXL)は、一般的な日本メーカーの同等商品のサイズXLとほぼ同じサイズ感だと言って良さそうです。ただ、アウターよりも、ミッドレイヤーのサイズ感に近いかもしれません。

 この製品は日本企画ですし、特殊な体型じゃない限り、普段着ている日本サイズに適合するEUROサイズ(例:EUROーL=日本サイズXL)を買えば間違いは無いでしょう。少し太めの方、ガッチリ体型、ゆったりしたのが好きな方、下に厚着をしたい方は、ワンサイズアップが良いかもしれません。

ミレー ブリーズバリヤー トイ アルファ ダイレクト ジャケットのレビュー

 登山用の製品ですが、街着としても特に問題の無いデザインですね。特に、BLACK – NOIRの見た目は、ただの黒いナイロンジャケットです。YKKビスロンファスナーは滑らかで、縫製や生地の質感は良い方ですが、とても定価31,900円とは思えませんし、恐らく誰も思わないでしょう。ブランドロゴも黒なので、目立つことはありません。

 続いて裏面を見ると、普通のインシュレーションウェア(またはインサレーションウェアと呼ぶ方もいる)と違って、中綿に相当する「ポーラテック® アルファ® ダイレクト」が露出しています。米軍特殊部隊用に開発された保温材だそうで、一見すると黒いフリースみたいですね。なお、フリースと同じように摘まむと、同じように繊維が抜けました。経年劣化で、どれだけ抜けるかは未知数です。


「フリースみたいなのがアルファダイレクト」

 登山用途として気になるパッキングですが、畳んでフードに収納した感じでは、見た目よりも嵩張る感じですね。スタッフバックに押し込めばコンパクトになるかもしれませんが、シワとか、中綿への影響が心配です。ソフトシェルよりは遙かにマシですが、携行性はあまり良くないかもしれません。

 また、生地の強度はそれなりにありそうですが、刺突耐性は低いかもしれません。藪の多い場所は、今まで通りソフトシェルを使おうと思います。

 なお、プラス気温だと、普通に蒸れると思います。ミレードライナミック スルー V ショートスリーブ+マウンテンハードウェアの薄手ジップネックシャツを下に着て里山を歩いてみましたが、胴体はまあまあ良い感じなのですけど、手首~肘付近が蒸れて不快な感じでした。

 次に、ファイントラックのドライレイヤーウォーム+パタゴニアのキャプリーンミッドウェイト+モンベルのシャミースジャケットを下に着て、気温-10~-15℃の蓼科山を歩いてきました。道中の樹林帯は晴れていて風が無かったこともあり、かなり暑かったですね。山頂はそこそこ風が強かったのですが、そのままで大丈夫でした。個人差や気象条件もあると思いますが、風速10m位までなら耐えられる程度の防風性がありそうです。

 レイヤリングとしては、下にフリースを着ると暑いので、ドライレイヤー+ベースレイヤー+この製品ですね。稜線上や寒かったら、上にハードシェルを着るのが正解だと思います。

 他に気になることは、フードは風が強くないと蒸れる、洗うとフードが乾きにくい、ホコリが付きやすいのと、少々、皺になりやすいかなという位ですね。全体的には、買ったことに後悔はしていません。

まとめ

 全体的な作りは申し分なく、アクティブインシュレーションとしては高性能なんだろうと思います。定価だと高過ぎる気もしますが、30%OFFよりも安ければ、買っても後悔はしないと思いますよ。

似たようなのを着ている……と言う人は↓

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ