夏の美ヶ原「アルプス展望コースで牛伏山・王ヶ鼻・王ヶ頭を散策♪」

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美ヶ原とは?

 美ヶ原(うつくしがはら)は、長野県松本市、上田市、長和町にまたがる、標高2034.4m「最高峰:王ヶ頭(おうがとう)」の火山。日本百名山、信州百名山の一つ。道の駅&山本小屋ふる里館前の町営駐車場からだと、登山と言うよりも、高原散策ですね。

冬の美ヶ原はこちら……

駐車場・アクセス

駐車場1:道の駅「美ヶ原高原」の駐車場を利用。

駐車場2:山本小屋ふる里館前の「美ヶ原長和町営駐車場(無料)」を利用。

アクセス:マイカーでのアクセスは、Googleマップ大先生に聞いて下さい。バスは期間限定でしか運行していないようです。

アルピコ交通:https://www.alpico.co.jp/traffic/

今回のルート

道の駅 美ヶ原高原(駐車場・トイレ・食事)標高1,937m
↓ 15分
牛伏山 標高1,900m
↓ 15分
山本小屋ふる里館 (駐車場・ホテル・トイレ・食事)  標高1,942m
↓ 20分
美しの塔 標高1,961m
↓ 10分
塩くれ場(トイレ)標高1,962m
↓ 15分
百曲り下降地点)標高1,960m
↓ 52分
王ヶ鼻 標高2,008m(簡易トイレ)
↓ 20分 
王ヶ頭(ホテル・ トイレ・食事 )標高2,034.4m
↓ 30分
塩くれ場(トイレ)標高1,962m
↓ 10分
美しの塔 標高1,961m
↓ 20分
山本小屋ふる里館 (駐車場・ホテル・トイレ・食事)  標高1,942m
↓ 25分
道の駅 美ヶ原高原(駐車場・トイレ・食事)標高1,937m

標準コースタイム:10.7km・3時間52分
(ロガー計測値:12.0km・3時間25分)

7月の美ヶ原を歩いてみた♪

 2021年7月中旬、美ヶ原高原を散策してきた。梅雨が明けて猛烈に暑くなり、運動不足でより貧弱になってしまった今の私……。もはや、普通の山には登れないだろうと思ったからである。


「道の駅 美ヶ原高原」

 ゆるい散策口の一つである道の駅「美ヶ原高原」には、午前7時頃に到着。今回は高原散策なので準備する物はほぼ無い。飲み物とお菓子、それと日焼け止めを持って、午前7時23分より歩き始めた。


「散策口」

 なお、道の駅からのルートだと、牛伏山を経由することになる。牛伏山?何それ知らない……と言う人は、山本小屋ふる里館前の町営駐車場に車を止めた方が楽に散策出来るだろう。


「今回はどこまでも草原です」

 道の駅前の道路を渡り、ハイキング道入り口から木道を歩いて行く。出だしのみ草がやや伸びていたものの、今回のコースは完全に整備されていた。草むらに入り込まない限り、マダニの危険性は低そうだ。


「牛伏山山頂」

 草原の中をテクテクと歩いて行くと、道の駅から10分程で牛伏山の山頂に到着。山頂には、やや見難いが方位盤が置かれていた。そこからは、美ヶ原高原全体を見渡すことが出来る。


「何故か山本小屋ふる里館前の登山口にある」

 美ヶ原の道の駅には何十回も来ているが、美ヶ原を散策するのはこの日が初めて。思ったよりも良いところだったんだな~と思いつつ、 山本小屋ふる里館に下った。


「町営駐車場」

 ここに隣接する町営駐車場からも富士山を見ることが出来たはず……。しかし、残念ながら雲が多めで、この日は見ることが出来なかった。


「牧場に入ります」

 山本小屋ふる里館を過ぎ、美ヶ原高原ホテル山本小屋前を通過すると、牧場内を通る未舗装の道になる。時々、王ヶ頭ホテルの送迎バスが通過するものの、基本的には歩行者しかいない。


「美しの塔の先に王ヶ頭」

 牛を眺めながらのんびりと歩いて行くと、山本小屋ふる里館から15分程(コースタイムは20分)で、美ヶ原のシンボル「美しの塔」に着いた。


「鐘は鳴らせない」

 以前は霧鐘を鳴らすことが出来たようだ。今は紐が破損しているらしく、現時点では鐘を鳴らすことが出来なくなっていた。なお、コロナ関連では無いようだ。


「塩くれ場の分岐」

 美しの塔から5分ほど歩くと「塩くれ場」の分岐に着く。ココを左側に行くとアルプス展望コースになる。なお、トイレに行きたい場合にも左折だ。


「百曲り下降点」

 アルプス展望コースに入ると道は細くなり、やや登山道っぽくなる。しかし、牧場の柵に沿っている整備された道のため難所は無い。サクサクと歩いて行くと、百曲りコースとの分岐に辿り着く。登山を楽しみたい場合には、こちらのルートから登ると良いだろう。


「高原散策」

 分岐を過ぎても標高差のほとんど無い道が続く。遮る物がないため真夏の日差をもろに受けるものの、吹き抜ける風が高原であることを認識させてくれた。


「烏帽子岩は行き止まり」

 ひたすら歩いて行くと、やがて烏帽子岩「これより先危険」と書かれた道標が出てくる。確かに、そこから先は転落すると大怪我以上になりそうな断崖であった。しかし、ルート上では無いので近づかなければどうと言うことは無い。雨や雪の日にふざけなければ特に問題は無いだろう。


「王ヶ頭ホテル」

 烏帽子岩を過ぎれば最高峰の王ヶ頭まではすぐである……が、先に王ヶ鼻(おうがはな)へ行くことにした。道中は特に気になるような所は無く、すぐに王ヶ鼻に到着。道の駅から1時間50分程だった。


「王ヶ鼻」

 設置されていた解説によると、日本百名山の三分の一近い山々を一望できる展望スポットとのこと。しかし、残念ながら丁度、雲が上がってきたタイミングだったので見晴らしは悪かった。


「王ヶ頭」

 来た道を引き返し、王ヶ頭の山頂に立つ。山頂には電波塔と王ヶ頭ホテルが建っており、自然の山と言う感じでは無い。ただ、気軽にハイキングが楽しめる良い場所だと思う。ガチな登山はちょっと……と言う人を連れて行くには良い場所だろう。


王ヶ頭ホテル

 ホテルにはカフェがあって休憩もできる。多くの人が休んでいたが、私はスルーして道の駅まで戻った。12㎞・3時間25分のゆるい散策だった。

動画(7分で夏の美ヶ原)

・今回も動画を撮ってきました。暇な人はどうぞ(音注意)。なお、テロップはyoutubeの字幕機能を使用しています。表示する場合には、字幕(C)をONにしてご覧下さい(1080P推奨)。 なお、とっても眠くなります。

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関連サイト

王ヶ頭ホテル:https://www.ougatou.jp/
アルピコ交通:https://www.alpico.co.jp/traffic/
山本小屋ふる里館:http://furusatokan.jp/
道の駅「美ヶ原高原」:http://m-utsukushigahara.jp/

まとめ

 高原の牧場を散策する気持ちの良いコースです。天気が良い日なら、装備は500mlのペットボトル一本でも問題無いかもしれません。雷雨にさえ気を付ければOKでしょう。ガチな登山は嫌と言う人にはおススメのルートです。

もう行った(行ってみたい)……と言う人は↓

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