冬の美ヶ原「山本小屋ふる里館から、王ヶ頭・王ヶ鼻・牛伏山をスノーシューハイキング♪」

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美ヶ原とは?

 美ヶ原(うつくしがはら)は、長野県松本市、上田市、長和町に跨がる、標高2034.4m「最高峰:王ヶ頭(おうがとう)」の火山。日本百名山、信州百名山の一つ。冬季は広大な雪原を散策する、スノーシューハイキングが人気です。

 難易度的には、雪山登山入門者向けとなります。凍傷・低体温症のリスクがありますのでご注意下さい。積雪期の美ヶ原を散策する場合には、その日の天候や気温に合わせた適切な防寒装備(街用のもので構いませんが、防風性の高いものがオススメです)が必要となります。

*悪天候での雪山登山は大変危険です。散策レベルとは言っても、一応、標高2,000mの冬山ですので、決して油断しないようにして下さい。雪山散策に適したシーズンは、1月上旬~3月上旬頃だと思われます。

・アイゼン(クランポン)チェーンスパイクなど
・ピッケル(アックス)不要
・ハードシェル推奨(適切な防寒着)
・冬山用登山靴推奨(登山靴、防寒靴)
・スノーシュー林間や牧場内に入るなら必要
夏の美ヶ原はこちら……

駐車場・アクセス

駐車場:山本小屋ふる里館前の「美ヶ原長和町営駐車場(無料)」を利用。冬季は雪で駐車スペースが縮小されるようです。

アクセス:県道178号線(和田宿~山本小屋)の区間のみ冬季通行可能です。4WD+スタッドレス推奨。王ヶ頭ホテルなどの宿泊者は、送迎サービスが利用できます。

王ヶ頭ホテル:https://www.ougatou.jp/
山本小屋ふる里館:http://furusatokan.jp/

今回のルート

山本小屋ふる里館 (駐車場・ホテル・トイレ・食事)  標高1,942m
↓ 20分 ↑ 20分
美しの塔 標高1,961m
↓ 10分 ↑ 10分
塩くれ場(トイレは冬季閉鎖)標高1,962m
↓ 40分 ↑ 30分
王ヶ頭(ホテル・ トイレ・食事 )標高2,034.4m
↓ 20分 ↑ 20分 
王ヶ鼻 標高2,008m

山本小屋ふる里館 (駐車場・ホテル・トイレ・食事)  標高1,942m
↓ 15分 ↑ 15分
牛伏山 標高1,990m

標準コースタイム:8.8km・3時間20分
(ロガー計測値:10.3km・4時間45分)
*雪の状態によって、時間や難易度が変わります。

冬の美ヶ原でスノーシューをしてみた♪

 2022年1月19日、冬の美ヶ原を目指して車を走らせた。冬季に一般人が車でアクセスできる道は、県道178号線を経由するルートしかない。冬は凍り付いた雪道になると言うこの道。私の車はFFに極めて近い4WD……通称「なんちゃって4WD」と呼ばれるものなので心配だったけど、何とか登り切ることが出来た。

*冬季は4WD+スタッドレス推奨です。当日の状況にもよりますが、FFの場合にはチェ-ンがないと厳しい時があるかもしれません。

「山本小屋ふる里館は休館日だった」

 山本小屋ふる里館の前にある「美ヶ原長和町営駐車場 」に車を駐車して散策の準備を始める。好天であれば、身一つでも良いのかもしれないが、体調不良などで動けなくなることがあるかもしれない。救助が来るまで耐えられる程度の装備は持って行った方が良いと思う。

星空へ続く宿 山本小屋ふる里館

「ホテル山本小屋まで除雪されています」

 駐車場は除雪されていたため、山本小屋ふる里館を少し過ぎた辺りでスノーシューを装備。ぶっちゃけ、晴れの日に「王ヶ鼻(おうがはな)」を往復するだけなら、スノーシューは必要無いと思う。牧場内を自由に歩きたいとか、王ヶ鼻付近の林間で、もふもふの雪と戯れたいと思う人向けである。

美ヶ原高原ホテル山本小屋:http://utsukushigahara.com/

「広大な雪原です」

 美ヶ原高原ホテル山本小屋付近から牧場内の道路に入る。王ヶ頭まで続いているこの道は除雪されていない。柵がほとんど埋まっていたけど、高さは1m位あったはず……。美ヶ原って、40センチ位しか雪が無いイメージだったため、少し驚いた。


「美しの塔」

 折角、スノーシューがあるので牧場内を自由に歩きながら進んで行くと、20分ほどで美ヶ原のシンボルである「美しの塔」に到着した。なお、大抵の人がこの場所で写真を撮るため、ほぼ同じ構図の画像や動画がネットの海に溢れている。


「塩くれ場」

 美しの塔を撮影した後は「塩くれ場」分岐から「アルプス展望コース」へと向かう。この付近にはトイレがあるものの、冬季は閉鎖されているので注意が必要である。


「トイレは冬季閉鎖です」

 アルプス展望コースは風当たりが強いためか、コース上の雪は少ないようだ。石が出ている場所も多いため、スノーシューハイキングには向いていない気がした。素直に、牧場内を歩いて楽しんだ方が良いと思われる。


「雪原散策」

 王ヶ頭ホテルの下は急な斜面になっていて危険かなと思ったため、烏帽子岩付近で牧場内に入り、通常のコースに戻った。


「烏帽子岩付近」

 通常のコースは雪上車が通って慣らされているため、歩きやすく、好天であれば危険は無いと言って良い。ただし、荒れればホワイトアウトの可能性があり、油断はしない方が良いと思う。


「通常コースは安心・安全」

 通常のルートを少し歩くと「王ヶ頭ホテル」に到着する。ここは冬季も普通に営業(確認してから出かけて下さい)しているため、体が冷えた人は、カフェで休憩していくと良いと思う。

王ヶ頭ホテル:https://www.ougatou.jp/

「王ヶ鼻方面」

 王ヶ頭の山頂では記念撮影が行われていたためスルーして、歩いて20分ほどの場所にある王ヶ鼻へ。折角のスノーシューなので、林間の深い雪の中を通ったり、王ヶ鼻の最高地点(電波塔がある辺りです)まで行ってみたりして遊びながら歩いた。


「王ヶ鼻の展望台」

 王ヶ鼻に設置されていた解説によると、この場所は日本百名山の三分の一近い山々を一望できる展望スポットとのこと。夏に来た時は雲に覆われていたけど、今回は大展望を楽しむことが出来た。


「霧ヶ峰の先に富士山」

 この日は晴天だったため、富士山は駐車場からずっと見えていたけど、王ヶ鼻付近が一番良い感じに見えると思う。しばらく展望を楽しんだのち、王ヶ頭まで戻って牛伏山に向かった。


「王ヶ頭」

 牛伏山に向かう途中、美しの塔で来た道を振り返ると、雲と太陽が重なって綺麗に見えた。やはり、山は雲があった方が綺麗だ。くそ寒いと思うけど、少し雲がある時の早朝や夕方は美しい写真が撮れると思う。


「早朝か夕方が綺麗だと思う」

 山本小屋付近まで戻り、そこから牛伏山の斜面を直登すると、ようやくスノーシューを使ったって気がした。この日は雪面が固かったため、スノーシューじゃなくても良さそうな気はしたけど……。


「牛伏山展望台」

 牛伏山の展望台に登り、写真を撮ってから駐車場に戻った。本当の山頂はケルンがある場所だけど……まあ良いだろう。10.3km・4時間45分のゆるい雪山散策だった。

動画(7分で冬の美ヶ原)

・今回も動画を撮ってきました。暇な人はどうぞ(音注意)。なお、テロップはyoutubeの字幕機能を使用しています。表示する場合には、字幕(C)をONにしてご覧下さい(1080P推奨)。 なお、まあまあ眠くなると思います。

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関連サイト

王ヶ頭ホテル:https://www.ougatou.jp/
山本小屋ふる里館:http://furusatokan.jp/
美ヶ原高原ホテル山本小屋:http://utsukushigahara.com/

まとめ

 スノーシューを買ったまま放置していたため、美ヶ原高原へスノーシューハイキングに行って来ました。しかし、牧場内の道路上を歩くだけなら、スノーシューは不要なことが多いようです。

 基本的には、好天であれば冬でも散歩レベルですね。ただし、風が強いことが多く、気象条件によっては、ホワイトアウトの可能性もあって危険だと思います。悪天候の場合には、決して無理をしないようにして下さい。

 また、各施設は休館日の時があるかもしれません。出かける前に確認して下さい。トイレや補給は事前に済ませておいた方が良いと思いますよ。

もう行った(行ってみたい)……と言う人は↓

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