9月の唐松岳「黒菱駐車場からリフトを使って、八方池・丸山・唐松岳を散策♪」

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唐松岳とは?

 唐松岳(からまつだけ)は、長野県北安曇郡白馬村と富山県黒部市に跨がる、標高2695.9 mの山。日本三百名山、信州百名山の一つ。八方尾根から登る唐松岳は、北アルプスの入門ルートとして知られ、夏も冬も(注意:冬山入門者向けではない)人の多い人気コースです。

駐車場・アクセス

駐車場:黒菱駐車場(無料:200台)を利用。なお、黒菱林道は冬季通行止めになりますのでご注意下さい。また、黒菱第三リフトの運行は、7月初旬~10月中旬までとなります。事前に情報を確認してからお出かけ下さい。2022年は、7月1日(金)〜10月16日(日)までとなります。

アクセス:マイカーでのアクセスは、Googleマップ大先生に聞いて下さい。公共交通機関をご利用の場合には、八方ゴンドラリフト「アダム」、アルペンクワッドリフト、グラートクワッドリフトの3つを乗り継ぐ、八方アルペンラインをご利用下さい。

白馬八方尾根:https://www.happo-one.jp/

今回のコース

八方池山荘 標高1,840m(山小屋、トイレ)
↓ 90分 ↑60分
第3ケルン 標高2,076m
↓150分 ↑120分
唐松岳頂上山荘 標高2,622m(山小屋、トイレ)
↓ 20分 ↑15分
唐松岳 標高2,695.9m

参考コースタイム: 7時間35分  距離:9.6km
(ロガー測定値:7時間14分・10.5km)

八方池山荘から、初秋の唐松岳に登ってみた♪

 2022年9月中旬、天気が良さそうだったので、日帰りで唐松岳に行ってみた。このルートを冬に登りたいな~と思っているのだけれど、実際のコースタイムがどの程度か確認しておきたかったのだ。


「黒菱駐車場」

 当初は、冬と同じく「八方アルペンライン」を使って登ろうと思っていたのだが、経費削減のために黒菱駐車場からスタートすることにした。駐車場までアクセスする黒菱林道は少し狭く、すれ違いが難しい箇所はあったものの、全面舗装で運転に支障はない。


「黒菱第三ペアリフト」

 目的の黒菱駐車場には、午前7時半頃到着。道中は、ずっと曇り空だったため、失敗したかなと思ったけど、どうやら上は最高の天気らしい。車中から輝く白馬連峰が見えた時には、やった! と思った。

 駐車場は未舗装だが、それほど荒れてはいない。車を駐車してトイレ(カフェテリア黒菱内にあります)に寄ってから、準備を調えて、黒菱第三ペアリフト前に並んだ。


「黒菱第三ペアリフト乗り場」

 午前8時15分になるとチケットの販売が開始されたので、料金(1,680円)を支払ってリフトに乗る。荷物を下ろせとかの指示はなかったけど、そのままでは座れない。ザックを下ろしてリフトに乗り込んだ。

*リフト運行時間は曜日により異なります。確認の上、お出かけ下さい。
白馬八方尾根:https://www.happo-one.jp/

「この時点で展望は最高です」

 リフトから降りると、そこには最高の展望が広がっていた。特に、白馬鑓ヶ岳の勇姿が素晴らしい。以前に登った時、工事現場の砂利山みたいだな……と感じたことを謝ろうと思った。


「グラートクワッドリフト乗り場」

 黒菱第三ペアリフト乗り場から、グラートクワッドリフト乗り場の前を通り過ぎ、アルペンクワッドリフト乗り場へと向かう。黒菱第三ペアリフト、アルペンクワッド共に角度があるため、使わずに歩くとかなり疲労すると思われる(歩くと、標高差300m・1時間位らしいです)。


「アルペンクワッドリフト乗り場」

 リフト前にはそれなりに人が並んでいたけど、リフトは回転が速いため、それほど待たされることはないと思う。少しだけ待ってリフトに乗った。


「文明の利器はありがたいです」

 このリフトからの展望はまずまず良い。リフトを使って、八方池山荘周辺の風景を眺めて帰るだけでも、十分に楽しめると思う。


「八方池山荘前」

 八方池山荘前には、8時半頃に到着。ロガーをセットして、唐松岳を目指して歩き始めた。寄らなかったが、ここのトイレ料金は寸志っぽい。


「八方池山荘を見下ろして」

 トイレ前を過ぎると、ルートは「登山道コース」と「木道コース」に分かれる。木道コースの方が楽ではあるが、やはり登山道コースを進む。


「木道コースの方が楽です」

 登山道コースには、蛇紋岩と言う、滑りやすいことで知られている岩がゴロゴロしていた。結構、磨かれているものもあり、濡れていなくても滑る。雨の日や霜、雪などがある場合には、慎重に歩かないと転倒して怪我をする危険があるだろう。


「石神井ケルン」

 歩き始めて30分程で、石神井ケルン(八方山ケルン)に着く。この場所が八方山(1973.9m)の山頂らしい。この日は一時間半位しか寝ていなかったかったため、この時点で疲れて死にそうだった。


「第二ケルン」

 後続の邪魔にならないように避けたり休んだりしながら歩いて行くとトイレがあり、そこを過ぎると、息(ヤスム)ケルン(第二ケルン)に辿り着いた。

 ケルンには、道標として立っているものと、遭難があった場所に立っているものがあるけど、ここのケルンは後者らしい。


「八方ケルン」

 息ケルンから9分程で八方ケルンに着く。人の顔を模したと思われる、愛嬌のあるケルンだ。そこを過ぎると、八方池方面に下りる木道のルートと、真っ直ぐに行くルートに分かれる。どちらに行っても八方池には行けるけど、今回は八方池方面に下る木道のルートを選んだ。


「八方池方面」

 正面には白馬連邦が壁のように聳え、圧倒される。北アルプスの入門者ルートとして大人気なのも頷ける……そんな風景だ。


「八方池」

 木道を下っていくと、目的地の一つである八方池に着いた。風が無い時には、白馬の山々が鏡のように写るらしい。白馬三山を写すのが普通だと思うのだけど、今回は逆さ不帰嶮(かえらずのけん)が撮影された。


「八方池から先は登山装備が必要」

 八方池から先は、登山の装備と技術が必要ですと書かれているけど、無雪期に関しては特に難しいところは無い。常識的な天候の日であれば、危険なのは雷だけだと思う。


「楽な道が続く」

 下ノ樺から上ノ樺までは、所々に樹林帯がある。良い時期に当れば紅葉も楽しめるかもしれない。夏道は標高差が少ないトラバース道のため、のんびりと歩いて行った。


「扇雪渓」

 ひたすら歩いて行くと、扇雪渓なる場所に着いた。時期的に雪は少ないが、周辺は少し涼しいためか、多くの方が休憩していた(この日は凄く暑かった)。


「丸山ケルン」

 扇雪渓から少しキツイ坂を登って行くと、やがて丸山に辿り着いた。丸山ケルンの周辺では多くの人が休憩していたため、残念ながら良い写真は撮れなかった。人気の山は写真撮影も大変なのだ。


「完全に整備されています」

 丸山で休憩を取った後は、唐松岳頂上山荘を目指して再び歩き始める。丸山から先は少し痩せた尾根が続くものの、完全に整備されているので問題ないと思う。


「唐松岳」

 最後の階段を登り切ると、目の前に唐松岳の雄姿が飛び込んでくる。その横には、剱岳も綺麗に見えていた。人気があるのが頷ける絶景続きの山だと思う。


「唐松岳頂上山荘」

 この日は予想外に暑く、飲料水の量を読み間違えていたため、唐松岳頂上山荘に立ち寄って、自販機で500mlのペットボトルを2本購入。

唐松岳頂上山荘:http://karamatsu.jp/

「テント泊は大変そう」

 準備が完了したので、いよいよ山頂を目指す。大したことのない登山道だけど、疲れているので地味に辛い。途中で振り向くと、先ほどいた唐松岳頂上山荘と、その下にテント場が見えた。テント泊でのトイレは山荘で済ませる必要があるらしく、私のような軟弱者には厳しいキャンプ場だと思う。


「唐松岳山頂から五竜岳方面」

 最後の坂を何とか登り切り、山頂には午後1時に到着。残念ながら、不帰嶮と剱岳方面には雲がかかってしまっていた。山荘で飲料水を買わなければセーフだったかもしれないと思うと残念だ。


「不帰嶮」

 コースタイムギリギリの体力だと、山頂を1時半までに出ないと帰りのリフトに間に合わない可能性がある。15分程、景色を眺めながら休憩を取り、十分に堪能してから元来た道を急いで戻った。10.5km・7時間14分のとても良い散策だった。

動画「5分で唐松岳」

・暇な人はどうぞ(音注意)

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関連サイト

白馬八方尾根:https://www.happo-one.jp/

唐松岳頂上山荘:http://karamatsu.jp/

まとめ

 冬になる前に、自分の体力で積雪期に日帰りが出来るか確かめに行ってみたのですが、完全に無理でした。私には、せいぜい丸山まですね。体力が無さ過ぎ……。ただ、丸山まででも十分な展望だったので、冬になったら遊びに行きたいと思います。

 なお、ここのコースタイムはかなり甘いと思われます。私のような貧弱な者には厳しいですが、普通体力の人なら、休憩時間を含めても6時間半あれば余裕で日帰り出来るのではないでしょうか。若い人や、毎週登っているような人なら、日帰りは楽勝ですね。

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