秋の赤城山「紅葉の黒檜山から駒ヶ岳を散策♪」

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赤城山とは?

 赤城山(あかぎさん)は、群馬県前橋市・桐生市・渋川市にまたがる、標高1,828m(最高峰:黒檜山)の火山。日本百名山・関東百名山・群馬百名山の一つ。榛名山、妙義山と並び、上毛三山の一つに数えられている。

駐車場・アクセス

駐車場:おのこ駐車場、黒檜山登山口駐車場、駒ヶ岳登山口駐車場、赤城公園ビジターセンター駐車場など、多数あります。

アクセス:マイカーでのアクセスは、Googleマップ大先生に聞いて下さい。なお、黒檜山登山口より先の一般県道 沼田赤城線(県道251号)は冬季通行止。バスを利用する場合には、前橋駅から直通バスが出ています(冬季は要確認)。

関越交通:https://kan-etsu.net/
赤城山路面情報(積雪量):http://www.kendobousai-gunma.jp/snow/detail?

今回のコース

駒ケ岳登山口 標高1,357m
↓ 20分
黒檜山登山口 標高1,366m
↓ 95分
黒檜山 標高1,828m
↓ 10分
絶景スポット 1,818m
↓ 10分
黒檜山 標高1,828m
↓ 10分
黒檜大神石碑 1,802m
↓ 45分
駒ケ岳 標高1,685m
↓ 45分(推定値)
駒ケ岳登山口 標高1,357m

標準コースタイム 3時間55分 距離:4.8km
(ロガー測定値:3時間58分・5.5km)

撮影日時:2020年10月13日

秋の赤城山に登ってみた♪

 2020年10月13日、紅葉を求めて赤城山に行ってきた。本当は火打山に行きたかったのだが、三月から山に登っていなかったため、日帰りで登れる自信がなかったのだ。

 赤城山は高低差があまりなく、難易度も低いので、鈍っている今の自分でも問題ないだろう。そう思いつつ、赤城大沼の畔にある「おのこ駐車場」を目指して車を走らせた。


「おのこ駐車場からく黒檜山方面」

 紅葉情報では色づき始めとなっていたので、湖畔や道路沿いの紅葉はまだ早いかなと思っていたのだが、もう見頃と言っても良い感じ。紅葉登山としては丁度良いタイミングのようだ(カメラの撮影モードミスで、ブログの画像は色が出ていません……)。


「湖周辺も紅葉してました」

 予定通り「おのこ駐車場」に車を止め、散策の準備を整え、午前8時20分頃に出発。今日のルートは、黒檜山登山口から登り、黒檜山~駒ヶ岳の順に向かう周回コース。もちろん、逆コースでも問題なく行けるが、黒斑山を下りにする方が若干、スリップ・転倒の危険度が上がるので、いつもこのコースにしている。


「赤城神社」

 まずは、赤城神社に立ち寄って参拝をして行く。大沼に架かる赤い橋(啄木鳥橋)が工事中のため、迂回して参拝。散策の安全を祈願した。

 参拝後は、速やかに黒檜山登山口へと向かう。この登山口の周辺にも広い駐車スペースがあるので、黒檜山登山口から山頂をピストンする場合には、ここに駐車した方が良いと思う。


「黒檜山登山口」

 ここの登山道は岩と土、そして木の根が入り組んだ、よくあるタイプの登山道だ。道は明瞭で、特に危険な箇所は無いが、濡れていると滑りやすい。久しぶりで体力に自信がないのでゆっくりと進んだ。


「猫岩付近から撮影」

 このルートはそこそこ急なので、貧弱な私は何度も休みながら登った。カメラの設定ミスで画像がちょっとアレだが、肉眼だと紅葉はまずまずで、ビューポイントでは絶景を堪能することが出来た。


「標高1,600m付近」

 この日は登山客が多く、通過待ちのついでに休んでいたら、ズボンの上に大きなマダニが……。最近、よく遭遇するのだが、5mmオーバーの大型個体は始めて。つい弾き飛ばしてしまったが、写真を撮っておくべきであった。

 登山やキャンプ、釣りに行く時には、マダニ対策として足や腕、腰などにマダニ対応の虫除けスプレーをしておいた方がよさそう。また、スズメバチもまだいたので注意が必要だと思う。


「キイロスズメバチ?」

 休み休み登り、駐車場から2時間ほどで黒檜山山頂に到着。ここの山頂はあまり展望がよろしくないので、少し先にある絶景スポットに移動。


「赤城山山頂」

 絶景スポットでは、多くの人が景色を見ながら休憩を取っていた。ただ、この日は雲が多く、残念ながら展望はイマイチ。適当に景色を眺めてから、ジェットボイルでお湯を沸かしてカップラーメンを作り、食べながら休憩を取った。


「北西方面の眺め」

 食事後は予定通り駒ヶ岳方面へと進む。黒檜山の登山道と比べると、こちら側は比較的穏やかで、木段などで整備されている。ただ、木段は濡れていると超滑って危険なので注意が必要だ。


「祠」

 なお、厳冬季はこの木段部分に雪が付き、一部が氷の急斜面になっていることがある。その場合、チェーンスパイクや4本爪の軽アイゼンだと苦労させられることがあるので、冬に行く人は気を付けた方が良いだろう。


「駒ヶ岳方面に続く木段」

 駒ヶ岳へは一旦、この木段を下り、少しだけ登り返すことになる。木段が濡れていなければ危険は無いので、ゆっくりと歩いて駒ヶ岳山頂へと向かった。


「ガスってしまった……」

 黒檜山の山頂から、ゆっくりと歩いて40分ほどで駒ヶ岳に到着。晴れていれば眺めは良いが、この日はガスってしまい展望はほぼ無し。少しだけ休んで下山を開始した。


「鉄階段」

 こちら側のルートには鉄階段が何カ所かあるが、整備されているので特に問題無い。ただ、幅が狭いので、混雑している時には通過待ちで思った以上に時間を食う可能性がありそう。

 このルート上には特に危険箇所は無いので、のんびりと下って駐車場まで戻った。5.5㎞・3時間58分の散策だった。

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関連サイト

関越交通:https://kan-etsu.net/
赤城山路面情報(積雪量):http://www.kendobousai-gunma.jp/snow/detail?

まとめ

 少し早いかなと思いましたが、紅葉を求めて赤城山に行ってきました。写真だとあまり色づいていないように見えますが、湖畔周辺もすでに見頃を迎えていましたね。

 今回のルートは健脚者だとかなり物足りないと思うので、より展望の良い地蔵岳(アンテナがある山)も一緒に登ると良いと思います。行程は短いですが、展望が良くてオススメですよ。

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