冬の飯縄山「一ノ鳥居苑地駐車場から雪原の山頂へ♪」

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飯縄山とは?

 飯縄山(いいづなやま)は、長野県長野市、上水内郡信濃町、飯綱町に跨る、標高1,917mの火山。日本二百名山、信州百名山の一つであり、戸隠山、黒姫山、妙高山、斑尾山とともに北信五岳のひとつに数えられている。何処かで見た情報によると、長野市民の故郷の山として知られているそうです。

 難易度的には、雪山登山初級者向けとなります。雪崩・滑落・凍傷・低体温症のリスクがありますのでご注意下さい。積雪期に登山をする場合には、一般的な雪山登山の装備が必要です。

*悪天候での雪山登山は大変危険です。

・アイゼン(クランポン)チェーンスパイク~12本爪
・ピッケル(アックス)推奨(念のため)
・ハードシェル推奨
・冬山用登山靴推奨
・ワカン・スノーシュー推奨(降雪直後は必要)

駐車場・アクセス

駐車場:一ノ鳥居苑地の駐車場(60台)を利用。

アクセス:マイカーでのアクセスは、Googleマップ大先生に聞いて下さい。ただし、冬季はループ橋を経由するルートが安全だと思います。バスの場合には、長野駅からアルピコ交通(ループ橋経由戸隠線)を利用して、飯縄山登山口で下車します。

アルピコ交通:https://www.alpico.co.jp/traffic/

今回のコース

飯縄山南登山口 標高1,125m(トイレ)
↓ 75分  ↑ 55分
駒つなぎの場 標高1,530m
↓ 60分  ↑ 45分
飯縄神社 標高1,907m
↓ 10分  ↑ 10分
飯縄山山頂 1,917m

標準コースタイム
4時間15分 距離:8.1km
(ロガー測定値:4時間35分30秒・7.7km)
*標準コースタイムは夏道です。雪のコンディションにより、時間は大幅に変動するため、十分にご注意下さい。

2月の飯縄山に登ってみた♪

「飯縄山」

  2019年2月27日、長野インターから浅川ループラインを経由して、飯縄山登山口の一つ「南登山口」の駐車場がある一ノ鳥居苑地を目指した。2月下旬にも関わらず雪は控えめで、今年の積雪量の少なさが伺える。


「一ノ鳥居苑地駐車場」

 駐車場には午前7時半位に到着。平日であり、天気も悪いからか、準備している人は二人しかいなかった。

 トイレに寄ったあと、散策の準備を進め、午前7時56分にロガーをセットして駐車場を出発。なお、駐車場の東側に登山道があるため、道路に出る必要は無い。

*60台位駐車できる広い駐車場です。トイレも綺麗でした。

「駐車場の東側に登山道が続く」  

 しばらく森の中に続く雪道を進んで行くと、一旦、住宅地(別荘地かもしれない)の中を走る道路と合流する。


「天気が悪いのが気になる……」

 そのままアスファルトの路面を北に歩くと、15分程で南登山道の入口である鳥居に到着。ここにも3台位駐車できるスペースがあるものの、一ノ鳥居苑地駐車場に駐車した方が良いだろう。

*登山届入れはありません。電子申請するしかないようです。

「飯縄山登山口」

 鳥居を潜ってしばらく進むと、第一不動明王と書かれた石仏が現れる。石仏は全部で13体あり、自分の生まれ月の石仏と一緒に写った写真を飯綱高原観光協会(観光案内所)で見せると、飯縄山の山バッチが貰えるらしい(要確認)。

*私が行った時は、観光案内所に誰もいなかったため確認できませんでした……。

「第一不動明王の石仏」

 11番目の石仏がある「駒つなぎの場」までは、比較的緩い登山道が続く。凍りついていない限り、アイゼンを付ける必要はないだろう。私は「駒つなぎの場」の少し手前で12本爪アイゼンを装着した。

*夏道にある12番目の大日如来のみ、積雪期は見られません。

「駒つなぎの場にある11番目の阿閦如来」

 ある程度の積雪があると夏道はクローズされるらしく、冬は急登の直登路を行くことになる。補助ロープが張ってあるので軽アイゼンでも行けないことは無いが、思っていたよりもずっと急な斜面であった。


「冬道は意外と急でした」

 しかも、誰かがロープにつかまりながら尻で滑り降りたようで、この日は氷の滑り台状になっており、滑落したら怪我をしそうで少し怖かった。

 今回、出発前はチェーンスパイクで済ませようと思っていたのだが、状況によってはチェーンスパイクとかだと厳しいかもしれない。


「急登を登り切ると夏道と合流する」  

 ロープを頼りつつ、急登を息を切らせながら登り切って夏道と合流。合流点付近には、「天狗の硯岩」と言う見所があるらしいけど……今回はスルーして山頂を目指した。


「2月末でこの積雪量はかなり少ないらしい」  

 樹林帯を抜けると大展望が開けて来るものの、残念ながら高曇りで綺麗さはイマイチ。ただ、スッキリと晴れていれば遠くに富士山も見えるそうで、厳冬期の良く晴れた日にまた来たいと思わせる展望の良さだった。


「北アルプスの展望台と呼ばれている」  

 飯縄山の山頂には、午前10時46分に到着。休憩込みで、駐車場からおよそ3時間掛かったことになる。

 飯縄山の山頂は広く、晴れていれば360度の大展望が望めるだろう。天気だけはどうにも出来ないが、スッキリと晴れていたら本当に最高だっただろうな~と思いながら景色をしばらく眺めた。


「黒姫・妙高方面」

 当日の気温は−1℃程度だったものの、吹きさらしの山頂は少し涼しいので飯縄神社まで撤退。カップラーメンを食べてから下山することにした。


「山頂から飯縄神社方面を見て」  

 山専ボトルのお湯でカップラーメンを作り、展望を楽しみながら食す。雪山カップラーメンは、一回始めたら止められない魅力があるのだ。


「いつか、厳冬期の天気が良い日にまた……」  

 休憩後は元来た道を戻る。怪我をしない様に気を付けて下り、駐車場には12時半頃に到着。7.7km・4時間35分30秒の散策だった。

まとめ

 大展望が楽しめる良い山だと思いました。冬道の急登が少し危険かもしれませんが、ロープが張ってあるので初心者でも問題無いレベルです(雪が多い場合は埋まっているかもしれません)。ただ、帰りは笠山方面に迷い込まない様に注意が必要だと思いました。

*ある程度の雪山経験者で、スノーシューとGPS地図を持っていれば行ってみるのも良いかもしれません。

 今回は積雪量が少なく、天気も今一つでしたので、厳冬期のスッキリと晴れそうなタイミングでもう一度訪れてみたいです。