立山地獄谷温泉「日本一高所の温泉地を巡ってみた♪」

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立山地獄谷温泉とは?

 立山地獄谷温泉は、富山県中新川郡立山町の室堂周辺にある温泉地。みくりが池温泉、らいちょう温泉「雷鳥荘」、雷鳥沢ヒュッテ、ロッジ立山連峰の4軒が営業している。その中でも、みくりが池温泉は日本一高所にある温泉施設として知られている。

 どの施設も一般人は歩いて行かなければならないが、道は整備されており、通常は特別な装備を必要としない。今回は雷鳥沢キャンプ場でのキャンプ&立山三山縦走のついでに入浴を楽しんだが、もちろん温泉目当てで行くのにも良い所だ。

立山地獄谷温泉に入ってみた♪

「雄大な景色と温泉を楽しみましょう♪」

 まずは室堂駅から一番近い「みくりが池温泉」から入浴した。ここの日帰り入浴時間は9時〜16時と比較的長く、室堂駅から近いので観光客でも入りやすい施設だと思う。


「みくりが池温泉」

 みくりが池温泉の建物に入り、受付で料金700円を支払うと、日本一高所の温泉(標高2,410m)と書かれた入湯記念の紙(厚くて固い)を貰うことが出来る。


「入湯記念の紙を貰えました」

 受付の方に案内された通り、食堂を通り過ぎ、奥にある浴室へ。設備的には普通の温泉宿に近く、脱衣所のロッカーは古いが鍵付きになっていた。

 撮影禁止となっていたので浴槽の写真は撮れなかったが、2.5m四方の湯船と、その半分ほどの湯船が並び、白く濁ったPH2.18の酸性泉が満たされていた。


「写真は外からのものですが、地獄谷が見渡せます」

 ここの温泉は、地獄谷の噴気に湧水、又は沢水を通して人工的に作られた、噴気造成と言われるモノ……。だが、硫黄臭もしっかりと付いた、十分に良い温泉である。地中で自然に作られたか、地上で人工的に作られたか位の違いしかない。

 超が付く観光地にあるからか、山の温泉にしては珍しく、リンスインシャンプーやボディーソープなども普通に使うことが出来た。


「雷鳥沢キャンプ場」

 良い温泉を堪能した私は、雷鳥沢キャンプ場へ。室堂駅から歩いて1時間程掛かるが、展望抜群で設備も良く、初心者でも楽しめる良いキャンプ場だ。ここにテントを張り、次の温泉に入るために「ロッジ立山連峰」へと向かった。


「ロッジ立山連峰」

 ここの日帰り入浴時間は10時〜16時となっていたと思ったが、いつもそうだとは限らないかもしれない。行く場合には事前に調べた方が良さそうだ。

 受付で700円を支払い、指示通りに廊下を右側に行くと温泉がある。服を脱いで浴室に入ると、透明な湯が満たされた広めの湯船があった。ココのお湯は……温泉なのか沸かし湯なのかわからない。個人的には、地獄谷の地熱で沸かしたモノではないかと思う。


「内湯は熱交換で沸かしたモノかも知れない」

 奥の扉を開けて外に出ると、白濁したお湯で満たされている小さ目の湯船があった。源泉名は「雷鳥沢温泉」で、泉質は酸性-硫酸塩泉となっている。 


「展望の良い半露天風呂」

 お湯の温度はかなり熱く、水で薄めないと入れないレベルだった。この露天風呂からの展望はなかなか良く、特に別山方面の展望に優れている。

 洗い場にはシャワーも付いているが、少し調子が悪いようで実用的には?……が付く感じ。他の施設と同じように、ボディーソープとシャンプーは常備されていた。


「雷鳥沢ヒュッテの外観」

 ロッジ立山連峰を出た私は、そのまま隣にある「雷鳥沢ヒュッテ」にも行く。ココも日帰り入浴料は700円。受付で支払って、まずは露天風呂へ。

 露天風呂と言っても、屋根付きの半露天である。早速入ろうと思ったら、激熱でとても入れるレベルでは無かった。50℃位はあったと思う。


「露天風呂は2メートル四方くらいですかね」

 水をドバドバ投入しつつ、かき混ぜ棒でかき混ぜながら温度を下げたのだが、入れる温度にはなかなか下がらなかった。一番最初の人はかなり時間が掛かると思う。

 泉質は先ほどのロッジ立山連峰の半露天と同じ、酸性-硫酸塩泉で、適度な硫黄臭がして良い温泉だと思った。なお、露天風呂には洗い場は無いので注意が必要だ。

 露天風呂を出た後は一旦、着替えて内湯に向かう。こちらは無色透明な湯で満たされた広めの湯船が一つあるだけだ。洗い場にはシャワーは無いが、シャンプーやボディーソープが置いてあった。

 ロッジ立山連峰と同じく、この透明なお湯は温泉なのか沸かし湯なのかわからない。個人的には、ここも地獄谷の地熱で沸かしたモノではないかと思う。


「夕焼けの立山と雷鳥沢キャンプ場」

 温泉を堪能した私はテントに戻る。少し暑かったが、日が傾いてテントの中で過ごせるようになっていた。近くに温泉もあるし、眺めは良いしで、雷鳥沢キャンプ場は本当に良い所だと思う。

 夕焼けに染まる立山連峰を眺め、夜はテントから首だけ出して満天の星を見ながらマッタリとした時間を過ごした。まさに至高の時である。


「らいちょう温泉 雷鳥荘」

 翌日、立山三山を縦走して戻って来た私は、テントを撤収してから、らいちょう温泉「雷鳥荘」で日帰り入浴をした。

 他の施設と同じく、入浴料は700円。縦走で疲れていた私は、自販機でお茶を買ってがぶ飲みしてから、案内された通り廊下を右に進み、三番目の階段を下りて風呂場へと向かった。

 撮影禁止とは書いていなかった気がするが、入浴者が居たので写真は無い。ただ、ここのお風呂が一番、綺麗で新しかった。

 浴室に入ると、透明な湯で満たされた大きい湯船があるが、ここは沸かし湯である。受付の人が言っていたから間違いは無い。洗い場にはシャワーもあり、リンスインシャンプーやボディーソープも揃っている。

 入って左側にある階段を上がっていくと、「雷鳥沢ヒュッテ」&「ロッジ立山連峰」と同じ、雷鳥沢温泉の源泉が投入された3m×2m位の湯船が一つあった。

 白濁した湯にどっぷりと浸かる。ああ、縦走の疲れが癒される……やはり硫黄臭のする温泉は至高だ。そう思いつつ、最高の入浴を楽んだ。

 入浴後は、車が置いてある扇沢に戻るため、重いテント装備を担ぎ、室堂駅を目指して 歩いたのだった。

立山地獄谷温泉の感想

 超が付くメジャー観光地にありますが、一般人は歩かないと行けない温泉の一つと言えますね。ただ、他の歩かないと行けない温泉と違って特別な装備は必要なく、敷居はとても低いと言えるでしょう。

 どの施設も設備は良く、普通の温泉宿よりは部屋が少し劣る位ですから、湯治に行くのも良いかもしれません。夏〜初秋の天気が良い日に限りおススメですよ。

 なお、立山地獄谷温泉の施設は冬季閉鎖されます。営業期間は施設により異なりますのでご注意下さい。

撮影日時:2018年7月

アクセス「立山黒部アルペンルートを利用」