秋の天狗岳「帰りは本沢温泉で日帰り入浴♪」

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天狗岳とは?

 天狗岳(てんぐだけ)は、長野県茅野市にある、標高2,646m(西天狗岳)の八ヶ岳連峰の山。日本二百名山、信州百名山の一つ。標高の割には冬でも登りやすく、黒百合ヒュッテからのコースは雪山初心者用として人気がある……らしい。

天狗岳に登ってみた♪

「日本最高所の露天風呂!」

2017年10月11日、本沢温泉登山口へと続く道を行く。3年前に来た時よりも草が伸びて荒れた印象だが、完全舗装なので運転はしやすい。


「本沢温泉登山口」

 本沢温泉登山口からは未舗装の林道になる。車でゲートまで行けばかなり楽なのだが、 やや荒れた林道のため、車高の高い4WD車以外はおススメしない。タイヤがパンクしたら嫌なので、今回もここから歩くことにした。

*本沢登山口には、10台程度の駐車スペースがあります。


「4WD車駐車場のゲート」

 午前6時37分より、本沢温泉を目指して歩き始めた。車だと少し大変だが、整備された林道は徒歩だと歩きやすい。しかし、この日は調子が悪く、ゲート前の4WD車用駐車場に着いた時点でバテてしまった……。


「本沢温泉までの道は広くて安全です」

 ゲートから先も、キャタピラの荷物運搬車が通れる危険個所の無い、歩きやすい道が本沢温泉まで続く。温泉まで行くだけなら、冬でない限りは、本格的な登山装備は必要無いだろう。


「本沢温泉小屋」

 ゆっくりと歩き、本沢温泉には午前8時20分に到着。謎の体調不良は回復せず、ここで温泉に入って帰ろうかなと思ったほど。ただ、体力的には全く消耗してないので、天狗岳を目指して白砂新道を行く。

 白砂新道は概ね明瞭な樹林帯の道。やや急な所もあるが、体力的に問題になるレベルでは無い。しかし、この日は調子が悪くて足が上がらず、登るのが怠い。何度も温泉まで引き返そうかと思ったほどだ……。


「ようやく稜線に到着」

 休みながらゆっくりと歩みを進め、コースタイムを少しオーバーする程度の時間でどうにか稜線に到着。白砂の稜線は美しく、思っていたよりも良いところだったが、少し風が強い。風速10m位はありそうだ。


「東天狗岳へと続く 白砂の 道」

 引き続きゆっくりと歩みを進め、分岐の道標から20分ほどで山頂に到着。人気の山らしく、平日にもかかわらず山頂はそこそこ混雑していた。


「山頂手前はやや急な岩場となっている」

 景色を見ながら少しだけ休憩を取り、引き続き西天狗岳に向けて歩く。ルート上に難しい所は無く、ゆっくりと歩いて20分ほどで到着。本沢温泉入口から、およそ4時間の行程だった。


「 西天狗岳へは、コースタイムで20分ほど」

 何故か東天狗岳よりも風が弱いので、食事を取りながらここで大休憩する。まずはジェットボイルでお湯を沸かして謎肉祭りを開催。たまたま目について買っただけだが、思ったよりも美味しかった。

 食事後は周囲の景色を見ながらまったりとする。南アルプスから北アルプスまで一望できる展望の素晴らしさがこの山の魅力なようだ。


「南アルプス方面」

 南アルプス方面の山がわかりやすいのか、周囲の人達も南アルプス方面を眺めながら、「あれが北岳で〜あれが仙丈ケ岳」などと話していた。


「西天狗岳から東天狗岳」

 十分に休んだので、午前11時過ぎに西天狗岳を出発。先ほど通過した東天狗岳まで戻り、硫黄岳方面を目指して歩いて行く。


「根石岳山頂から硫黄岳方面を見る」

 西天狗岳から35分程で根石岳に到着。眼下に見える根石岳山荘の古い方の建物には強風対策のため石が乗せられていたが、遠望だと廃墟*みたいに見えた……。

*もちろん営業していますよ。


「崩れている様に見える」

 土止めのために鉄で囲われた階段を登り、夏沢峠とオーレン小屋の分岐を夏沢峠方面へと進む。この辺りは完全に整備されているので危険な場所は無い。


「森の中を夏沢峠に下ります」

 午後12時20分に夏沢峠に到着。夏沢ヒュッテでトイレを借りようと思っていたのだが、今季の営業はすでに終了しているようで閉まっていた。


「夏沢峠」

 当初の予定では硫黄岳も登るつもりでいたのだが、今回は体調がすぐれないので夏沢峠から本沢温泉に下る。

 特に危険の無い登山道をひたすら下り、露天風呂付近には午後12時50分頃に到着。本沢温泉が近づくと硫黄の匂いが漂って来て、あと少しだとわかるのが良い(笑)。


「温泉バッチと入浴券を購入」

 一旦、本沢温泉まで下り、入浴券(600円)と温泉バッチを購入。本当は内湯も入りたかったのだが、「内湯は困る」と言われて入れなかった(清掃中?)。


「良い温泉ですよ〜」

 先ほど下った道を少し戻って露天風呂へ。先客が居たので10分ほど待ってから湯船に浸かる。泉質は酸性-含硫黄-カルシウム・マグネシウム-硫酸塩泉(硫化水素型)で、白濁し、適度な硫黄臭が漂う極上の温泉である。なお、露天風呂としては日本最高所らしい。

 温泉を楽しんだ後は、午後1時44分に駐車場に向かってひたすら退屈な林道を下って車に戻る。17km・8時間17分47秒の散策だった。

秋の天狗岳散策と本沢温泉の感想

 本来は1泊2日で安達太良山のくろがね温泉に行く予定だったのですが、この日は天気予報が悪かったので本沢温泉に行きました。日本最高所の露天風呂はやはり最高ですね。

 本沢温泉登山口から続く林道は未舗装ですが、天狗展望台の駐車場までは普通車でも何とか上がれます。その上にある4WD車推奨駐車場(ゲート前)まで上がることが出来れば、かなり楽に散策を楽しめますね。

 ただ、狭い上に未舗装で荒れている林道はすれ違いが難しく、混雑していると悲惨なことになる可能性があるので注意が必要です。また、車高が低い車の場合には、素直に諦めた方が良いです。

 本沢温泉に行くだけなら、積雪期でない限り、特別な装備は無くても大丈夫です。一本道なので、普通の人なら迷わないと思います。ただし、電波が無くても確認できるスマホの地図は絶対に携帯するようにして下さいね。

今回のコース

本沢入口 標高1,600m(駐車場・トイレ無し)
↓ 130分
本沢温泉 標高2,127m(温泉!売店・トイレ・宿泊)
↓ 80分
2549m地点分岐 標高2,549m
↓ 25分
東天狗岳 標高2,640m
↓ 20分
西天狗岳 標高2,646m
↓ 20分
東天狗岳 標高2,640m
↓ 15分
2549m地点分岐 標高2,549m
↓ 30分
箕冠山 標高2,584m
↓ 20分
夏沢峠 標高2,431m(トイレ等は営業期間のみ)
↓ 40分
本沢温泉 標高2,127m(温泉!売店・トイレ・宿泊)
↓ 110分
本沢入口 標高1,600m(駐車場・トイレ無し)

標準コースタイム 8時間10分 距離:15.6km
(ロガー測定値:8時間17分47秒・17km)

撮影日時:2017年10月11日

駐車場(本沢温泉入口10台位・天狗展望台駐車スペース4〜5台位・ゲート前8台)