篭ノ登山とは?
篭ノ登山(かごのとやま)は、群馬県吾妻郡嬬恋村と長野県東御市の境に位置する、標高2,228mの山。ぐんま百名山、信州百名山の一つ。マイナーな山だと思いますが、展望がとても良く、周辺の天然カラマツ林も貴重なんだそうです。
難易度的には、雪山登山初級者向けとなります。滑落・凍傷・低体温症のリスクがありますのでご注意下さい。積雪期に登山をする場合には、滑り止めと一般的な登山装備が必要です。高峰温泉等に宿泊してスノーシューを楽しんだり、ツアーに参加する人が多いようですね。
*悪天候での雪山登山は大変危険です。このコースはスノーシューコースのため、スノーシューが必要となります。雪山散策に適したシーズンは、12月下旬~4月上旬までだと思われます。
| ・アイゼン(クランポン) | チェーンスパイク~12本爪 |
| ・ピッケル(アックス) | 推奨(撮影用アイテム) |
| ・ハードシェル | 推奨 |
| ・冬山用登山靴 | 推奨 |
| ・スノーシュー | スノーシューコースのため必要 |
駐車場・アクセス
駐車場:高峰高原ビジターセンター駐車場(30台台程度:無料)を利用。満車の場合には、高峰マウンテンパークスキー場(旧アサマ2000パーク)の駐車場が利用できるようです。なお、チェリーパークラインの途中に雪が無くても、高峰高原ホテル付近から駐車場の間は常に凍っているため、冬季はスタッドレスタイヤが必須となります。
アクセス:マイカーでのアクセスは、Googleマップ大先生に聞いて下さい。なお、嬬恋村側の「鳥居峠車坂線」は冬期通行止めとなりますのでご注意下さい。交通機関をご利用の場合には、佐久平駅蓼科口発のスキー場行きのJRバスがあるようです。
高峰高原ホテル:https://www.takamine-kougen.co.jp/
高峰マウンテンパーク:https://asama2000.com/
高峰温泉:https://www.takamine.co.jp/
今回のコース
車坂峠 標高1,972m(ビジターセンターは冬季閉鎖・駐車場)
↓ 25分
粒ヶ平(高峰温泉方面との分岐) 標高2,075m
↓ 15分
高峯山 標高2,106m
↓ 15分
粒ヶ平(高峰温泉方面との分岐) 標高2,075m
↓ 15分
高峰温泉 標高1,944m(温泉旅館・日帰り入浴)
↓ 60分
水ノ塔山 標高2,202m
↓ 40分
東篭ノ登山 標高2,228m
↓ 30分
池の平湿原入口 標高2,060m
↓ 60分
高峰温泉 標高1,944m(温泉旅館・日帰り入浴)
↓ 25分
粒ヶ平(高峰温泉方面との分岐) 標高2,075m
↓ 20分
車坂峠 標高1,972m(ビジターセンターは冬季閉鎖・駐車場)
標準コースタイム 5時間10分 距離:11km
(ロガー測定値:7時間30分・11.2km)
*雪の状態によって、時間や難易度が変わります。私は体力が無いので、スノーシューハイキングはキツかった……。腰が痛くて辛かったです。
冬の篭ノ登山に登ってみた♪
2026年2月中旬、冬の高峯山、水ノ塔山、篭ノ登山に登ってみようと思い立ち、チェリーパークラインを車で登る。ここは管理がしっかりしているので凍結は控えめだけど、念のため慎重に運転して、車坂峠の高峰高原ビジターセンターに無事到着。

この日は平日であったが、冬でも人気がある黒斑山の登山口でもあるため、駐車場はほとんど埋まっていた。当然、ほとんどの人の目的地は黒斑山である。

今回はスノーシューハイキングのため、スノーシューを履いて午前8時半過ぎに駐車場を出発。まずは高峯山に立ち寄ってから、水ノ塔山、東篭ノ登山の順番で登る予定だ。登山口である鳥居のところに行くには、高峰高原ホテルの前を通るか、高峰高原ビジターセンター裏から雪原を歩いてアクセスする。
*高峯山や水ノ塔山はスノーシューツアーのコースです。

スノーシューって楽なイメージがあるんだけど、体力のない人間にはキツイと思う。私は鳥居から樹林帯を登って稜線に出た時点で疲れてしまった。歩き方が悪いのかもしれないが、足の付け根が特にシンドイ。

高峯山は安心安全なスノーシューコースなので、スノーシューを引きづりつつ、のんびりと歩いても一時間ほどで山頂に到着した。

お手軽なハイキングコースだけど、山頂からの展望はとても良い。遠くに富士山や八ヶ岳、北アルプス等も綺麗に見えていた。

山頂の神社で山行の無事をお願いしてから、来た道を戻って高峰温泉へと向かう。スキー場の横を通るし、スノーシューツアーコースなので、迷うことは無いはずだ。

高峯神社から30分ほどで高峰温泉に到着。ここの温泉は源泉温度が低いものの、硫黄系で良い温泉だと思う。雲上の露天風呂が有名だけど、残念ながら日帰り入浴は内湯しか受け付けていない。
*高峯・高峰、篭ノ登・篭ノ塔など、漢字表記が錯綜しています。国土地理院の地図上では高峯山、高峰温泉、篭ノ登山が正しいですね。

目的地の一つである水ノ塔山の登山口は、この高峰温泉の前にあった。水ノ塔山もスノーシューコースなので危険な場所は無いようで、トレースもしっかりとついていた。

スキー場のリフト山頂駅を通り過ぎて少し進むと、うぐいす展望台と言う場所があるんだけれど、展望台の札が掛かっている場所よりも少し先の方が展望は良い。

さらに進んで行くと、岩場を迂回するような冬ルートになる。樹林帯の中につくられたルートで、危険は無いものの地味に疲れた。

水ノ塔山の山頂からは、高峯山と同じような山域が見えた。まあ、この辺りはどこも似たような展望なんだと思うけど。

続いて篭ノ登山に向かう。スノーシュー向けのコースなので危険性は低いかなと思っていたが、積雪量や雪質によっては危険かもしれない。アイゼンなら危険個所は無いと書くレベルではあるんだけど、私のスノーシューだと、トラバースが少しだけ怖いと感じた。

当日は暖かかったためか、スノーシューに雪が張り付いて重くなり、グリップも効かなかったため、途中で12本爪のアイゼンに変更。しかし、アイゼンだと踏み抜きが多く、やっぱり雪が張り付いて重いので、かなり疲れてしまった。

全行程をスノーシューで歩ける程度の難易度ではあるものの、篭ノ登山直下に道が細い場所があったので、スノーシューで通過する時は気を付けた方が良いかもしれない。ここから山頂までは少し急で、山頂は岩がゴロゴロしているため、登り始める前にアイゼンに変更しても良いかもしれないと思った。

東篭ノ登山の山頂は展望がとても良く、遮るものの無い360度の絶景が楽しめる。山頂から近い浅間山、四阿山、湯ノ丸山は特にハッキリと見えた。

景色を堪能した後は、池の平湿原方面に下る。こちら側は安心安全な樹林帯のコースで、危険個所は特にない。サクッと下って池の平湿原入り口に到着した。
*山岳用地図アプリは必ず装備して下さい。

池の平湿原に至る湯ノ丸高峰併用林道は冬季閉鎖ではあるが、高峰温泉側や湯ノ丸高原側から冬でも散策に訪れる人がそれなりにいるようだ。高峰温泉側から林道経由だと危険個所は無いので、手頃なスノーシューハイキングコースとして人気なのかもしれない。

ここから高峯温泉までは、コースタイムで1時間の林道歩きになる。平坦な道とは言え、スノーシューで歩くのは疲れた。気温が高かったので、スノーシューに雪が張り付いて、常に数百gの重しが付いている状態だったのでなおさらだ。

高峰温泉からは、粒ヶ平まで標高差100mほどの登りとなるのだけれど、これが結構辛かった……。挫けそうになりながらも、何とか歩き切って駐車場まで戻る。11.2km・7時間半の思っていたよりも疲れるスノーシューハイキングだった。
動画「8分で冬の篭ノ登山」
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関連サイト
高峰温泉:https://www.takamine.co.jp/
高峰高原ホテル:https://www.takamine-kougen.co.jp/
高峰マウンテンパーク:https://asama2000.com/
浅間山監視カメラ映像:http://www.sakuken-asama.jp/
まとめ
スノーシューコースのため、全体を通して雪が柔らかいことが多いと思われます。水ノ塔山~篭ノ登山間は、積雪量や雪質、スノーシューの種類によっては怖いと感じるかもしれません。無理をせず、怖いなと感じたらアイゼンに切り替えたほうが良いと思います。
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