三峰神社から、日帰りで雲取山へ行ってみた♪

スポンサーリンク

雲取山とは?

 雲取山(くもとりやま)は、東京都・埼玉県・山梨県の県境付近にある、標高2,017mの山。日本百名山、関東百名山、山梨百名山の一つ。東京都最高峰の山として知られ、とても人気がある山である……らしい。

雲取山に登ってみた♪

「雲取山は遠かった……」

 2017年5月11日、西暦2017年は、2,017mの山に登っておこう!……と言うことで、東京都最高峰の山として知られている雲取山に登りに行ってみた。まずは、今回の登山口である三峰神社の駐車場を目指して車を走らせた。

*この記事は2017年のものです

 中禅寺湖周辺ほどではないが、道中に鹿が何頭か居た。暗い時間帯に通行する場合には、HITしないように気を付けた方が良さそうだ。


「左のピークが雲取山」

 登山口の三峰駐車場には、午前4時半過ぎに到着。駐車場の係員は居なかったが、料金所のゲートは空いていたのでそのまま進んで駐車*。

*夜間でも駐車可能です。帰りに駐車場の受付で料金(普通車510円、バイク200円)を支払って下さい。

 トイレを済ませ、登山準備を整えた後、午前4時55分にロガーをセットしてから駐車場を出発。三峰神社に参拝してから登ろうと思ったのだが、鳥居の前まで行った所で疲れたので、礼だけして登山口方面に向かう。

 駐車場から700m位はコンクリート舗装の山道を行く。アップがてら、のんびりと歩いて行くと、雲取山・霧藻ヶ峰・妙法ヶ岳方面の分岐にある鳥居に到着。


「中央の髑髏っぽいのはホイールキャップ」

 この鳥居を潜った脇に登山届を提出する場所がある。登山者数を数えるカウンターも置いたあったが、押してもカウントされなかった(押し方が足りなかった?)。


「ここで登山届を提出」

 登山届に必要事項を記入後、箱に投入して植林地の中を進んで行く。少し行くと、妙法ヶ岳・奥の院との分岐にある鳥居に到着。

 立ち寄りたい所であるが、まだまだ先が長いので今回はスルーして先を急ぐ。しばらく植林地を歩いて行くと、一時的に雑木の樹林帯となる。朝の澄んだ空気と相まって、とても気持ちの良い道だ。


「雑木の林は気持ちいいですね」

 森の中をなだらかに標高を上げながら進んで行く。かなり楽なので、距離は長いけど、実は楽勝なんだろうな〜と、この時は思っていた。


「500mごとに杭があり、現在地がわかりやすい」

 出発から50分ほどで炭焼平に到着。ここにはかつての炭窯跡があったらしい。簡単に写真撮影をして先を急ぐ。


「かつて白炭を焼いた跡だそうです」

 三峰駐車場から、3.5km・1時間15分程で、標高1,500mの地点にある地蔵峠に到着。ここまでは比較的なだらかなので体力の消費は少な目だ。


「地蔵峠」

 この地点からは両神山や秩父・西上州方面の山々が見渡せた。この日は見えなかったが、雲が無ければ浅間も見えるらしい。


「良い景色ですね〜」

 地蔵峠から7分程で霧藻ヶ峰のトイレがある場所に到着。ボットンタイプではあるが、緊急時にはありがたいんじゃないかと思う。なお、紙は無いので要注意だ。

 この建物の下の岩盤には、秩父宮両殿下御尊影レリーフがある。レリーフの由来等が記載されたプレートも設置されていたが、長いのでここでは省略させて頂く。


「秩父宮両殿下御尊影レリーフ」

 すぐ近くにある霧藻ヶ峰 休憩所は、平日なので開いていなかった。ネットで調べると、土日・祭日に不定期で小屋番が入り、ジュースなどを販売しているらしい。

 この霧藻ヶ峰 休憩所からお清平へは一旦、登山道を下ることになる。ここまでは比較的緩やかで楽勝だったが、ここからの急登が私にはキツかった……。


「お清平」

 周期的に登山をしていれば大したことなかったのかもしれないが、本格的な登山は久々であったためかなり体力・筋力の消耗が激しい。

 露岩の急登を休み休み登って行くと、このルート唯一の鎖場がある。まあ、手摺替わりに張ってあるようなものなので、危ないとか、難しいと言うことは無い。


「渡り終えた後で撮影」

 鎖場を抜け、木製の階段を登って先に進んで行くと、ルートは尾根を行く道になる。急登で火照った体に、吹き抜ける風が心地良い。

 前白岩の肩、前白岩(標高1,776m)を越えて歩いて行くと、白岩小屋跡が現れる。ここには簡易トイレが置いてあるが……緊急時以外には使いたくないレベルだった。


「簡易トイレが置いてあります」

 疲労が蓄積してきた足を引きずりながら頑張って登り、何とか白岩山(1,921.2m)まで到着。駐車場から、およそ3時間15分掛かった。

 山頂では団体さんが休憩を取られていたので、写真だけ撮ってそのまま通過。ここからは一旦、下って行くことになる。

 このコースはアップダウンが激しいので想像以上に負担が大きい。ここで引き返したいな〜と思う心を抑えつつ歩いて、芋ノ木ドッケと言う場所に到着。


「芋ノ木ドッケ」

 地名考証と書かれた案内板によると、芋ノ木とは、ウコギ科の落葉高木のコシアブラのことで、ドッケとは、「突起」がなまった言葉なのだそうだ。コシアブラの木が多い、とがった峰につけられた地名らしい。

 他にも、霧藻ヶ峰・お清平・大ダワの地名の由来が掛かれてていた。地名の由来を知るのも楽しいなと思いつつ、ピークは健脚者向けで登山道が不明瞭なため、登らずに巻道を歩いて行った。


「滑落すると危ないかも……」

 この巻道は急斜面のトラバースとなっていて、もし落ちると大ダメージを受ける可能性が高い。道幅はあるので普通は大丈夫だと思われるが、登山道の踏み抜きも含めて気を付けた方が良いと思う。

 巻道を歩いて行くと、芋ノ木ドッケピークからの分岐で、ついに東京都の表記が出てきた。ここから大ダワまでは比較的緩やかな下りのルートになっているので、ゆっくりと体力を回復させながら歩いて行く。  


「大ダワ」

 大ダワには午前8時45分頃に到着。ここからは男坂と女坂に分かれることになる。どちらを行っても、そのうち同じ場所で合流するが、やはり男坂を行った方が良いような気がしたのでそちらを行く。

 名前からかなりきついのかなと思ったが、それほど厳しい登りでは無く、すんなりと登り切って雲取ヒュッテ跡に到着。

 この場所にはテント場があるんだけど、料金タダでOKなのかな?雲取山荘からそんなに離れていないし、眺めも良いのでタダなら良いな〜と思いつつ通過する。

*離れてますが一応、雲取山荘のテント場みたいですね 


「テント張ったら良さそうですよね」

 雲取ヒュッテ跡地から雲取山荘までは、ゆっくり歩いて5〜6分ほどだった。帰りに山バッチでも買っていくかと思いつつ、美味しい湧水だけ少し頂いてから山頂を目指す。


「雲取山荘」

 山頂までの登山道に、銅製のレリーフが2枚あった。最初に田部重治のレリーフ、少し登った場所に富田仙人レリーフが設置されている。なお、どちも近寄らなかったので詳細は不明である。

 疲れていたので、遠くから撮影だけして先に進む。この最後の登りがキツくて、辛くて……。ストックにもたれ掛かりながら何とか登り切って山頂へたどり着いた。


「雲取山山頂」

 山頂には、午前9時46分に到着。駐車場からここまで5時間弱掛かったのか〜(コースタイム:5時間20分)。早い人だと2時間半とかでたどり着くらしいが、私には絶対に無理だな……。

 山頂から富士山を眺めるのを楽しみにしていたのだが、残念ながら雲の中……。かなり疲労していたので、まずは山頂でご飯を食べつつ一休み。


「綺麗な避難小屋でした」

 山頂には避難小屋があるので、折角だから行ってみることにした。山と高原地図によると、収容人数は20人だそうだが、ログハウスの綺麗な避難小屋だった。なお、トイレは涼しい時間帯以外は厳しいと思われる……。


「奥多摩小屋方面」

 久々の山にキツイコースを選んでしまったため、疲労困憊で避難小屋のベンチでまったりしていると、雲に隠れていた富士山が見えてきた。


「富士山は良いですね」

 やはり富士山は良いね〜と思いつつ、しばらく眺めてから、山梨百名山の道標を見て山頂方面に戻ることにした。

 山頂でもう一度、富士山を眺めてから、午前10時25分頃に下山を開始。折角なので、雲取山荘で山バッチを買って帰ることにした。


「雲取山荘の屋外トイレは水洗で綺麗」

 雲取山荘でバッチを購入し、トイレを借りた後は、来た道をひたすら×2 頑張って三峰駐車場まで戻り、午後2時22分に無事到着。20.1km・9時間27分58秒の散策だった。

三峰神社から雲取山の感想

 久々の山行でこの距離はキツかったです。思っていたよりもアップダウンが激しくて、足への負担が大きかったですね。1回、どこか12〜13kmの適当な山行で足を慣らすべきだったと思います。

 また、他の人の山行記などでは危険個所は無いとされてますが、実際には転んだり落ちたりすれば危ない箇所はそれなりにありましたね。体力に自信の無い方は、絶対に無理をしないようにして下さい。

 しかし、かなりキツイ思いをした雲取山ですが、何故かまた行きたいとか思っているから不思議です。体力トレーニングには良い山なのかもしれません。

今回のコース

三峰神社駐車場(トイレあり)
↓ 20分 ↑ 15分
妙法ヶ岳分岐
↓ 25分 ↑ 20分
炭焼平
↓ 50分 ↑ 35分
蔵峠(近くの霧藻ヶ峰にトイレあり)
↓ 15分 ↑ 25分
お清平(お経平)
↓ 80分 ↑ 60分
白岩小屋跡(簡易トイレあり)
↓ 70分 ↑ 70分
大ダワ
↓ 30分 ↑ 20分
雲取山荘(トイレあり)
↓ 30分 ↑ 20分
雲取山山頂(トイレあり)

標準コースタイム
登り 5時間20分 (男坂通行)距離:9.4km
下り 4時間25分 (女坂通行)距離:9.6km
(ロガー計測:20.1km・9時間27分58秒)

撮影日:2017年5月11日

駐車場「三峰駐車場を利用」