アトラス ヘリウムBC26を衝動買いしてしまった……と言う話

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はじめに

 スノーシューを衝動買いしてしまいました……。ずっと前から、スノーシューを履いて雪原を歩くのに憧れていたのです。

 今回、買ってしまったスノーシューは、アトラスのヘリウムBC26と言うモデルで、人気がある軽量なモデルです。当時、23インチは初回販売分があっという間に売り切れ、私が購入した26もすぐに売れ切れそうな勢いでした。

 しかし、条件の良い時にしか雪山に行かない私にとって、スノーシューやワカンを使うような状況って、実はほとんど無いんですよね……。それでも、スノーシューでふかふかの雪の上を歩いてみたかったのです。

アトラス ヘリウムBC26のスペック

仕様
【重量(ペア)】1.45kg
【カラー】-
【サイズ】22×66cm
【適合体重】68~100kg

革新的な軽量性と携行性が魅力の山岳用スノーシューです。山岳用スノーシュー最軽量モデルで、歩行時の足腰にかかる負担を最小限に低減し、軽快な足運びを実現します。重ねるとフラットに収納できるよう設計されたバインディングとクランポンは、携行時に優れたコンパクト性を発揮し、長時問の山行を快適にします。
ヘリウムシリーズは、一体成型(インジェクション・モールド)のプラスチックデッキを使用した超軽量なスノーシューです。しなやかなプラスチックデッキは、雪深い雪 原や急峻な傾斜地といった複雑な地形への対応力が高く、トラクションレールの優れたグリップカが歩行時の安定性を実現しています。

https://www.montbell.jp/

アトラス ヘリウムBC26のレビュー

「スノーシューにしては軽いらしいです」

 実際に使って見た感想としては、やや細身なせいか、少し浮力が弱い気がしました。また、山岳用と言うわりには坂に弱く、特に下りやトラバースはかなり駄目な感じです。

 登りはヒールリフターも付いているので、それなりに頑張ってくれますが、下りは慎重に歩かないと危険ですね。油断すると、スキーみたいに滑ってしまうこともあります。

 急な坂を下る場合にはカニ歩きをするか、アイゼンに履き替えた方が安全かもしれません。まあ、バックカントリー用と考えると、帰りは滑り下りるんだからコレで十分なのかも……。

*使い方や雪質にもよると思いますが、下りは20度以下の坂でも怪しい感じです。 

「高い勉強代だった……」

 なお、使用二回目でフレームが割れ、リベットが外れました……。当日は踏み抜き地獄だったため、想定外の負担がフレームに掛かっていたのだと思われます(リベットを切って結束バンド数個で補強修理をしましたが、今のところ支障はないようです。ヒールリフターを使うと負担が掛かるのかも?)。

 私の使い方が悪かったんだろうとは思いますが、少し強度も足りていないのかもしれません。また、26インチはやっぱり少し大きかった……。ケチらずに、MSRのライトニングアッセント22にしておくべきだったと後悔しています。

まとめ

 カタログでは山岳用のスノーシューとされていますが、本格的な雪山登山向けではなく、スノーハイキング用だと思った方が良いでしょう。軽くて携行性が良いので、的確な状況判断が出来る人なら、ガチな雪山登山でも十分に使える……と言う商品なんだと思いました。ライトニングアッセントと同等の性能を期待するなら、アトラスだとレンジの方を買わないと駄目だと思います。

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