9月の両神山「日向大谷口から山岳信仰の霊峰を散策♪」

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両神山とは?

 両神山(りょうかみさん)は、埼玉県秩父郡小鹿野町と秩父市の境界付近にある、標高1,723 mの山。日本百名山、関東百名山、埼玉百名山の一つ。山岳信仰の霊峰であり、両神山、三峰山、武甲山を合わせて、秩父三山と言われているそうです。

駐車場・アクセス

駐車場:両神山荘駐車場(有料:1,000円)、日向大谷口第一駐車場(有料:500円)、日向大谷口第二駐車場(無料)、日向大谷口第三駐車場(無料)の4か所、合計40台程度を利用。ヤシオツツジが咲く春と紅葉の秋は競争率が高くなると思います。バスが通行するため、路上駐車は不可能です。

アクセス:マイカーでのアクセスは、Googleマップ大先生に聞いて下さい。公共交通機関をご利用の場合には、秩父鉄道三峰口駅から小鹿野町営バスを利用。

秩父鉄道:https://www.chichibu-railway.co.jp/
小鹿野町町営バス:https://kanko-ogano.jp/2025/04/20210326/

今回のコース

日向大谷口 標高672m(民宿、駐車場、トイレ)
↓ 35分 ↑25分
会所 標高700m
↓90分 ↑70分
清滝小屋 標高1,285m(避難小屋、トイレ)
↓55分 ↑35分
両神神社 標高1,625m
↓30分 ↑20分
両神山 標高1,723.3m


参考コースタイム: 6時間00分  距離:9.0km
(ロガー測定値:7時間45分・11.9km)
撮影:2025年9月下旬

秋の両神山に登ってみた♪

 2025年9月下旬、両神山でも登ってみるかな~と思い立ち、一般的な登山口である日向大谷口を目指して車を走らせた。道中の道は良く、安心して運転していたら、両神ダリア園と言う場所を過ぎた途端、道が極端に細くなった。


「日向大谷口第二駐車場」

 すれ違いどころか、普通に走るのもプレッシャーを感じるレベルで、え? もしかして、最後までこのままなのかと焦った。しかし、極端に細いのは部分的で、待避所もあるし、大型車じゃない限り運転は問題無いと思う。


「日向大谷口第一駐車場とバス停」

 日向大谷口第一駐車場には、午前5時半頃到着。バス停のある駐車場は500円とのことだが、掲示板には無料駐車場とも書いてある。この日は林業組合の人達? が伐採の準備をしていて、この駐車場は満車だった。

*清滝小屋周辺の木を伐採していました。

「両神山荘駐車場とトイレ(100円)」

 来た道を戻って、無料の日向大谷口第二駐車場に駐車。一番遠い日向大谷口第三駐車場でも、両神山荘から5分程度しか離れていないため、スペースが空いていれば無料の駐車場で十分だと思う。


「両神山荘」

 ちなみに、有料駐車場に駐車した場合、両神山荘前のガラスケースの上にあるノートに車のナンバー等を記載して、画像中央の水色のポストに料金を入れるシステムになっているようだった。なお、個人情報は保護されていないので要注意だ。


「駐車場にあったMAP」

 午前6時に駐車場を出発したものの、何だか体調が悪い。まあ、歩けないレベルじゃないし、行けるところまでは行こうと言う、遭難者予備軍的な思考を巡らせつつ、登山届を記入して投函してから、ゆっくりと歩き出した。


「両神神社里宮」

 鳥居を潜り、両神神社里宮で道中の安全を祈願して登山道に入る。薄暗い渓谷沿いに続くフラットな登山道だけど、所々、落ちたら大怪我不可避な場所が存在した。


「滑落注意」

 そんな道を延々と歩いて行くと、会所と言う場所に着く。以前は七滝沢コースを選択することが出来たようだが、現在は廃道扱いのようだ。この七滝沢コースで発生した遭難を題材にした番組をTVで見たことがある。

「会所」

 今回の日向大谷口ルートは障害物が少なく、時々、山岳信仰の石像などがあるものの、沢を渡る時以外は単調で少し退屈だった。当日は残暑が厳しく、蒸し暑さと体調不良で足が動かず、何度も引き返したいなと思いながら、ゆっくりと進んだ。


「何度か沢を渡ります」

 何度か沢を渡ると、やがて普通の登山道になる。そこを少し登ると、弘法之井戸と言う水場に到着した。水に触れてみた感じだと、生水では飲用しないほうが良い気がする。


「弘法之井戸」

 弘法之井戸を過ぎれば、すぐに清滝小屋に着く。避難小屋としては立派過ぎる二階建ての建物で、屋外トイレも水洗で綺麗だった。広い休憩所や水場(飲用不可との話もあります)もあるので、ここで少し休憩を取った。


「清滝小屋」

 なお、宿泊する場合には、シュラフ等の装備を準備する必要がある。以前は有料だったようだが、現在は無料で開放されているみたいだ。


「避難小屋内部」

 調子が悪いので帰ろうかな~と思ったけど、もう一度ここに来るのは嫌だったので先に進む。清滝小屋から鈴が坂と言う急坂をゆっくりと登って産泰尾根に出た。尾根上には鎖場が数か所あるものの、いずれも簡単なものなので心配はいらないと思う。


「簡単な鎖場」

 鎖場を越えて行くと鉄階段もあった。以前は鎖場だったようだが、安全のため整備されたようだ。両神山は危険なイメージがあったけど、一般ルートの日向大谷口なら、普通に歩けば問題無い程度だと思う。

*注意不足や疲労による事故が多いみたいです。標高差が1,000m以上ありますので、それほど楽ルートではないですね。

「完璧に整備されている」

 階段を登ると横岩と言う大きな岩があった。そこを過ぎて少し進むと、すぐに両神神社に着く。秩父周辺の神社には、狼を象っている狛犬があるけど、ココの狛犬も狼だった。


「両神神社」

 無事に登頂して下山できますように……と祈願して先に進む。この場所にはベンチも置いてあるので、休憩にも良いと思う。


「狼の狛犬」

 この神社は、最短ルートの白井差コース*との合流地点でもある。白井差コースは危険性が最も低く、歩く距離が一番短いものの、有料(1,000円)の事前予約制になっているので注意が必要だ。

*登山バッチが貰えて、駐車場も確保してくれるみたいなので、駐車場の争奪戦とか利用料とかを考えると良心的な価格設定ですよね。

「ここにも狼の狛犬」

 神社を過ぎて少し行くと岩場が出てくる。ここまでの鎖場と同じく、いずれも難易度は低いので心配することはないだろう。ゆっくりと登り降りすれば問題無いはずだ。


「岩場」

 いくつかの岩場を越え、最後の鎖場を登れば山頂に到着する。山頂周辺は狭く、人が多い場合には休むスペースも無い感じ。道中にベンチがあったので、人が少なくなるまで待つのも良いと思う。


「最後の岩場」

 その山頂からの眺めはまあまあで、木がある北側以外はだいたい見える。ただ、標高が低く、周囲も山ばかりなので爽快感は低い感じ。


「富士山の端っこがかろうじて見えてます」

 当日は曇りだったが、南に見える雲取山の右側に、富士山の山肌がかろうじて見えていた。西側には八ヶ岳が見えるはずだけど、そちらは完全に隠れていたのが残念だ。


「御座山・八ヶ岳方面」

 山頂の祠に、無事に帰れますように……とお願いしてから下山を開始。体調不良と蒸し暑さでグロッキー状態になりながらも、ストックに頼りつつ、休みながら何とか登山口まで戻った。


「紅葉は10月下旬頃でしょうか」

 両神山荘でコーラと登山バッチを購入してから、駐車場まで戻って帰路に就く。11.9km・7時間45分の辛い散策だった。

動画「8分で両神山」

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関連サイト

秩父鉄道:https://www.chichibu-railway.co.jp/
小鹿野町町営バス:https://kanko-ogano.jp/2025/04/20210326/

まとめ

 天気予報がスカッとせず、行きたい山に行けなかったので、比較的近い両神山に行ってきました。両神山のイメージは、危険、地味、標高が低くて爽快感が無さそうでしたが、大体そんな感じでしたね。

 当日は暑く、体調も悪かったため時間が掛かりましたが、コースタイムの6時間で往復出来るのは、定期的に山に登っている人だけかなと思います。思ったよりも辛いですね。

 最近は各地で熊が荒ぶっていますが、ここにも当然のように生息しております。稜線上に糞がありましたので、十分に注意して下さい。

 標高が低く、風が通り抜けにくいので、暑い時期は不向きですね。やはり、ツツジの咲く春か、紅葉の時期が良いんだろうと思います。その時期に行くとイメージが変わるのかもかもしれません。

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