雪山用登山靴を買う「スカルパ モンブランGTXを購入♪」

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 今までは、LOWAのプレダッツォGT(廃番)と言う、後ろにのみコバがあるライトアルパイン系の登山靴を使って雪山にも登ってましたが、底が少し減ってアイゼンとのマッチングが心配になったので、雪山専用の登山靴として「スカルパ モンブラン GTX」を買ってみました。個人的に感じたことを書いてみたので、暇な人は続きをどうぞ……。

スカルパ モンブランGTX(2019-2020モデル)のスペック

「レイクブルーは良い色です♪」

重量:1,050g(サイズ44 片足実測)
中綿: ゴアテックス® インサレーティッド
アッパー: 3mm 防水スエード
ソール: エッセンシャルAC / ビブラム
カラー:レイクブルー
商品コード:SC23216001370

冬期山岳全般に対応する中綿入りシングルレザープーツ。アッパーにはワンピースレザーを使用。快適性重視のゆったりとしたラストとフレキシブルな足首のデザインにより、リラックスした履き心地と、靴との一体感のある歩行性能を同時に実現しています。

ロストアロー: https://www.lostarrow.co.jp/


「ソールはエッセンシャルACと言う新型です」

 雪山用の登山靴としては有名なスカルパのモンブランですが、2019年の秋にモデルチェンジして新型になりました。私が買ったのはノーマルのモンブランGTXですが、よりフィット感が高く、軽量な「モンブランプロ GTX」もモデルチェンジしています。

 私がノーマルを買ったのは、価格が少し安いと言うのもありますが、「モンブランプロGTX」の説明に書いてある ”PU TECH / かかと部分をワイドにカバーするランドには軽量なポリウレタンを採用 ”と言う文言が気になったのです。

 最近のポリウレタンは加水分解を気にする必要はあまり無いのかもしれませんが、もしベタついたら嫌だなと。まあ、普通の人は加水分解する頃には買い換えると思いますけど、私にとって冬靴は高い買い物……少しでも長く使うため、不安な要素は排除しておきたかったのです。

新型モンブランGTXのサイズ感について……

 靴のサイズ感は個人差がもの凄いため参考になるかわかりませんが一応、私的サイズ感も書いておきます。

 まず、私の足のサイズですが、厚手のFITSヘビーラグドブーツ(スマートウールのマウンテニアリングもほぼ一緒)を装備した状態で、足長27㎝・足囲26.7cm・足幅11cm、足形はギリシャ型となります。

 靴のサイズJIS表( 足と靴と健康協議会様のサイトを参照)に照らし合わせると、日本の規格では3E相当と言うことになります。中厚手のソックスだと2E相当になりますので、新品のエクスペディションソックスは足のサイズがワンランク上がりますね。

*ちなみに、ソックスはメーカーによって厚い部分が違うので、靴がキツかったり、部分的に当たったりする場合には、違うソックスで合わせるとしっくりくる場合があります。


「インソールは普通です」

 スカルパのサイズ表は素足を基準にしている上に、普通のサイズと違うので少しわかりにくいのですが、私の足のサイズだとEURO44(MONDO:素足実寸28.5)がピッタリサイズだと思われました。

 インソールを取り出してサイズを測ると、長さ28.5cm(幅10cm・先端部分の厚み5mm)なので、理論上は丁度1.5cm(指一本分程度)の空きスペースがつま先部分にできることになります。


「イタリア製です」

 それでは履いてみた感想を……まず、新品のエクスペディションソックス(フィッツ FITS ヘビー ラグドブーツ)装着だと、最初は全体的にタイトに感じました。 モンブランは「ターンインを抑えたワイドラストを採用」とのことですが 、特に足先の広さも感じません。しかも、靴紐は締めても長さが足りないほど短く、これはワンサイズ上げた方が良いかも・・・・・・と、最初は思いました。

 しかし、しばらく履いていると皮や保温材が馴染むのかタイト感はそれほど無くなり、ピッタリと合っているという感じになってきます。紐の長さも、馴染んだ分を締めれば丁度良い感じになりました。

 平地や下り、緩斜面の登りではかなり良い感じで、まさにベストフィットって言う感じだったのですが……実際に山に行ってみたら、足首を深く曲げる必要がある急な登りでのみ、踵が接触して痛みが出てしまったのです。

 色々と検証を重ねた結果、フィッツのヘビーラグドブーツを履いた場合には、やはり僅かにサイズが小さかったのかもしれません。モンブランGTXは足先の幅が広く、ヒールカップが深くて普通の状態では踵が当らないし、つま先の捨て寸も十分だったのでわかりにくかったようです。

 靴紐を少し緩めにすれば痛みは出ない程度なのですが、靴紐を一定以上、締めすぎると踵が痛くなるのは困ります。ソックスを変えるとフィット感が変わることがあるため、フィッツのヘビーラグドブーツから、スマートウール マウンテニアリングに変更してみたところ、踵の痛みは問題が無くなりました。

 フィッツよりは多少、フィット感は落ちますが、雪山用ソックスとしては定番の商品なので、防寒性に関しては問題無いですね。

追記:今はザノースフェイス(THE NORTH FACE) アルパイン バルキー ウール+インナーソックス「injinji(インジンジ)ライナークルー」でベストサイズです。馴染んだらかなり良い感じに仕上がりました。冬靴は硬いですが、60~70㎞位の距離を歩けば馴染むと思います。

 ちなみに防寒性についてですが、インナーソックス無しだと、汗や結露等で足先が冷たく感じました。-10℃程度でも冷えを感じましたが、これはフィッツの時なので、もしかしたら血行不良が原因だったのかもしれません。

 ただ、人により感じ方は違うと思いますが、靴がキツくなって血行が悪くならないようなら、インナーソックスを履いた方が良いと思います(←私は快適ですが、インジンジライナークルーを履いて靴がキツくなった場合には、血行が悪くなり、さらに足が冷える可能性が高いので注意が必要です。また、素材の関係で、人によっては余計に冷えたように感じるかもしれません)

 なお、ソックスの厚みは、フィッツヘビーラグドブーツ(パイルの荒さ:大 柔らかさは普通でへたりにくい) >ブレスサーモウール極厚ソックス(パイルの荒さ:中 固いがへたりにくい)>スマートウールマウンテニアリング(パイルの荒さ:中 柔らかいがへたりやすい)>アルパインバルキーウール(パイルの荒さ:小 柔らかさは普通で、へたりにくさも普通)って感じですね。
 
 私の足にはどうしても合いませんでしたが、特に影響が無ければ、フィッツのヘビーラグドブーツが一番クッションがあって良いのではないかと思います。もし、フィッツヘビーラグドブーツを履いて靴がキツくなったり、踵に痛みが出たりした場合には、別のソックスに変えると容易に改善されるかもしれませんよ。

*あくまで個人的な感想です。

「ソックスメーカーにより厚みが全然違います」

 今回買ったサイズ(EURO44)は、普通のcm換算だと27.9cmになるそうです。私の場合、フィッツのヘビーラグドブーツを履くと踵が僅かに合いませんでしたが、靴のサイズを45(28.5㎝)に上げると踵を中心に緩くてフィット感が落ちるので、やはり私にはこの44サイズがベストサイズですね。

 無駄な前置きが長くなりましたが、靴のサイズ感自体はワイドラスト採用(3E相当)の28cmの登山靴で、踵のホールドが良い感じです。しかし、スカルパのヒールカップ形状は他メーカーと違うらしく、合わないと踵に痛みが出やすいのかもしれません。

 ただ、サイズ選択さえ間違えなければ、甲高幅広な日本人にも合いやすい足形だと思いますよ。本来は店頭で試着してから現物を買うのがベストですが、雪山用のソックスを履いて手持ちの登山靴を履いてみると、ある程度サイズ感がわかると思います。

 その状態で明らかに靴がキツければ、同サイズのモンブランGTXもキツい可能性が高いですね。ピッタリで問題無ければ、よほど幅広の人で無い限りは通販*とかで買ってもミスしにくい冬靴じゃないかなと思います。

*登山靴を履いた時に、踵、親指、小指が当った経験がある人は、通販で買うのは絶対に止めた方が良いです!

 なお、インナーソックスを履く予定がある人、純正よりも厚手のインソール(ほとんど無いですが)に交換を予定している人、足幅が普通よりも広めな人は、捨て寸を普段よりも少し多めに取った方が良いかもしれないです。ただ、馴染むと少し緩くなるので、捨て寸1.5㎝(足形やサイズにもよりますが、足幅が広めな人以外は、捨て寸2㎝は大き過ぎると思います)を基準にして慎重に選びましょう。


「ポイントストレッチャー」

 当る部分がピンポイントだったので、ポイントストレッチャーで少し拡張してみました。踵の当たりが点から面になるので痛みはだいぶ無くなりましたが、フィッツヘビーラグドブーツを履いた場合だと、やはりサイズ的に少しキツイようです。

 ちなみにポイントストレッチャーですが、モンブランGTXのサイズ44だと、踵の上側の他に、無理すれば小指の付け根位(親指側は不可能)までは何とかなりそうでしたよ。ただ、ランドラバー部分は固く復元性も強いため、完全に修正するのは難しそうです。

アイゼンとの相性について……

 冬靴ですので、前後にコバがあり、ワンタッチアイゼンが装着可能です。私はセミワンタッチタイプをすでに所有してますので、そちらを装着してみました。


「ノーマルバーだと、少し内側に寄ります」

 同じロストアロー扱いのブラックダイヤモンドのセラッククリップなので、ノーマルのままでガッチリ付きます。ただ、靴のサイズの関係もあるのかもしれませんが、少し内側に刃が寄り過ぎているような気が……。


「アシンメトリカルフレックスセンターバー 装着(上)」

 まあ、そのままでも全然問題無いレベルではありますが、私は外側に足がカックンとなりやすいので、以前の靴にも使っていた「アシンメトリカルフレックスセンターバー (BD34029)」を使うことにしました。これだと、しっかりと中央に着いて安定してくれます。

 なお、アシンメトリカルフレックスセンターバーはワンタッチタイプに使うと外れやすくなるらしいので、ワンタッチの人はノーマルの方が良いですよ。

itachiの戯れ言

 雪山は天候の良い日限定なので、ライトアルパインシューズでも足が冷たいとかは特になかったんですけど、底が少しすり減ってきたタイミングで冬靴を買っちゃいました。

 冬靴はガチガチという印象でしたが、モンブランは足首が柔らかく、歩きやすい良い靴ですね。正直、私にはオーバースペックかもしれませんが、定価6万(2019年モデルは定価6,1600円でした。現在は定価5,6100円(また 6,1600円 に戻っている?)で、さらに10%割引はざら……)とかなり高いので大切に長く履きたいです。

似たようなのを使っている……と言う人は↓

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